運動10

運動を再定義しよう!!!

みなさん、運動をしていますか?

「そんな暇はない!」

「健康を気にして毎朝散歩しています」

「仕事終わりにジムに行ってます!」

色んな人がいるのではないでしょうか?


でも、考えてみてください?

「運動」って何を指して、「運動」って言ってますか?

僕の大親友のウィキペディア君が言ってた「運動」は、めちゃめちゃシンプルな言い回しでした。

「運動 = 歩く or スポーツ」みたいな印象ありますよね?


今回、話をしていく運動は、

「姿勢、動く、生きてる」

ってことで進めていきますので、お願いします。


昔からこんな考え方がありました。

脳 = 殿様
身体 = 家臣

みたいな構図です。

この構図は、「身体制御理論」という考え方です。


つまり、「脳が身体に命令して運動を制御している」って考え方ですね。


確かに間違いではありません。

ですが、それで全ての「運動」について説明ができるのでしょうか?


残念ながら、少し違います。

脳がすべて制御するにて、大きく分けて3つの落とし穴があります。


これら3つの落とし穴を埋めるためには、違う考え方が必要です。


それが、「自己組織化理論」です。

【自己組織化】
= 無秩序状態の系において、「外部からの制御なし」に秩序状態が自律的に形成されること。

外部からの制御なしとは、

「誰かから、運動方法を指示される」

「自分で運動の仕方を、あれこれ考える」

みたいなことです。


私たちの身体は、

あらゆるものの影響を受けながら、

その影響を無意識的に組み合わせて、

運動をしているってことです。

だから、

筋肉・靭帯・関節・神経・内臓・血管、

感情・理性・本能・思考、

重力・慣性力・加速度・遠心力、

熱・光・気温・湿度・音、

靴・服・椅子・ベッド・机・床、

これら全てを加味したものが「運動」ってことなんです。


詳しくは、これらの本を読んでみてください!

① 運動の成り立ちとは何か 理学療法・作業療法のためのBiNI Approach
② 理学療法・作業療法のための実践編BiNI Approach—運動の成り立ちから導く、治療をシンプルにする法則性
③ 脳と身体の動的デザイン—運動・知覚の非線形力学と発達


より詳しい話を聞きたい人は、

5/26(土) 「実践形式で学ぶ 姿勢と運動の診方と臨床推論


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