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ホリスティックな世界観

0.ホリスティック医学とは?

医療には様々な体系化された考え方があります。


一般的に、病院は西洋医学を扱っており、心身二元論を採用しています。

※ 心身二元論・・・カラダとココロは、別々のモノとして捉える。



そして、東洋医学心身一元論を採用しています。

これは二元論と反して、「カラダとココロは一つのものから成り立っている」という考えです。



そして、ホリスティック医学は、

人間をまるごと全体的にみる医学

と表現されます。



カラダやココロの状態を、病気の有無検査結果で判断するのではなく、

カラダ・ココロ・フィールドがほどよく調和した状態にあるのか?」を診ていきます。

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この全体を一つして捉えて調和を図る考え方を、暮らしに寄り添う整体はまだやでも表現しています。


症状を治すだけではなく、生活全体の活力を生んだり、やりたいことを叶えられる豊かな人生へと導いていきます。


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1.心身二元論の限界

病院勤務でPTをしていた時は、西洋医学に中心にリハビリを提供していました。

血液検査画像データを元にしたり、
解剖学や運動学を中心に姿勢動きを診ていました。

例えば、膝の痛みがある患者がいたとします。

病院の整形外科を受診して、医師・PTに評価をしてもらうと、

■ X-P検査・・・変形性膝関節症(Grade Ⅲ)

■ 血液検査・・・CRP値上昇(炎症傾向あり)

■ 姿勢観察・・・両膝O脚骨盤の後傾

■ 動作観察・・・膝の屈伸に制限あり

などの所見があったとします。


そのため、膝関節へのリハビリ処方や、重症度に応じた内服注射手術の提案をされます。


これが病院・リハビリを受診した際の、一般的な流れになります。

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全員が本当にそうなの?

では、先ほどのような所見がある方の治療計画に沿ったアプローチしていけば、全ての膝の痛みは解決できるのでしょうか?

これらを検証したエビデンスは確かにあります。

肌感覚的には、6〜8割くらいの方はゴールデンスタンダードなアプローチで問題解決できると思います。


ただし、それでも中々解決できない問題も実はあります。


では、「なぜそういった事態が起きるのか?」

それが「フィルタリング」の影響です。

フィルタリングはいわゆる、メガネだと思ってください。

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メガネの掛け方次第で世界の見え方は大きく変わります。

ピンクの眼鏡をかけると、世界はピンクに。

整形外科をの眼鏡をかけると、整形外科の世界になります。

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カラダには、骨・関節だけじゃなく、内臓神経血管など沢山のモノがあります。

そして、ココロエネルギーなどもあります。

これら全てが影響を受けて合って、問題を引き起こしています。


エビデンスだけじゃ見えない問題もありますが、この後に出てくるホリスティック医学の世界観なら問題は見えてきます。


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2.ホリスティック医学の世界観


繰り返しになりますが、

ホリスティック医学は「人間をまるごと全体的にみる医学」と表現されます。



カラダやココロの状態を、病気の有無検査結果で判断するのではなく、

カラダ・ココロ・フィールドがほどよく調和した状態にあるのか?」を診ていきます。


膝の痛み単一的な膝のトラブルと考えるのではなく、人体システムのトラブルとして包括的に考えていきます。



カラダの各部位は様々な形でつながっています。

膝のトラブルが思わぬ所が原因となっていることがあるんです。

例えば、以前ご来店されていたお客様は腸が原因となっていました。

内臓は色々なつながりを持っています。

① でのつながり

② 血管血液でのつながり

③ 神経でのつながり

④ 感情でのつながり

⑤ エネルギー(経絡)でのつながり

⑥ 機能面でのつながり

などがあります。


そのため、これら①〜⑥のどのトラブルでも膝に関係してきます。


特に、④ 感情⑤ エネルギー(経絡)、の問題はメンタル・環境の影響が大きく関与します。

そのため、トラブルを持っている当事者のみならず、周囲にいる第三者の状態も影響してくるので、大きな視点でトラブルを捉える必要があるんです。


このように包括的な診方をして、問題となっているカラダ・ココロ・フィールドのいずれか

もしくは、互いの関係性を整えていくことが大切なんです。

 

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3.調和から考える整体とは?

僕がホリスティック医学の世界観に基づいた、調和をテーマにした整体をするキッカケになった話をします。


僕は、暮らしの中で仕事にかける時間や情熱の比重は多いタイプです。

その日常の中でも、自由な余暇としてのメリハリがないと気力が湧きません。


だから、散歩や読書、ドラマ・アニメ鑑賞などを積極的にしています。


その中で、僕が出逢った一つの作品が「鋼の錬金術師」です。

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この作品は、錬金術が存在する架空の世界を舞台としたファンタジー漫画です。

この錬金術の世界観にひどく感銘をうけました。


作中では、二つの考え方に激しく共感しました。

この言葉・考え方に触れた時は脳天に雷が落ちた感覚でした。


それが、

① 等価交換の法則

② 一は全、全は一

です。


① 等価交換の法則

これは、

人は何かを成し遂げたいのなら、それなりの代価を払わないといけない。

という考え方です。

正に真理だと思います。


これを整体の現場で、腰痛をテーマに考えてみます。

腰痛の原因の一つとして、腰椎の不安定性 / 過可動性が挙げられます。

この背景には、胸椎の低可動性があります。

これは、心的ストレス(メンタルストレス)によって交感神経の緊張が高まることで、胸椎周辺の筋肉が硬直することが原因です。

その結果、背骨全体の動きを腰椎が代償することで腰痛につながります。


まとめると、

① 心的ストレス

② 交感神経の過緊張

③ 胸椎周辺筋の過緊張

④ 胸椎の可動性低下

⑤ 腰椎の過可動性

⑥ 腰椎周辺筋の過緊張

⑦ 腰痛

というプロセスになります。

この場合、「背骨全体の動きを得るためには、腰痛という代償を払わなければならない状態」と考えられます。


② 一は全、全は一

これは、

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という考え方です。


人体を全と捉えたなら、靭帯内臓血管神経などは一です。

そして、内臓の一つである肝臓を全と捉えたなら、肝臓の細胞血管神経などは一です。

次に、肝臓の細胞血管神経を全と捉えたなら、それらを構成する物質は一になります。


このように、全ては繋がっています。


さらに、人体を一と捉え直した時には、その人のいる空間が全となります。

その空間を一と捉えると、さらに大きな空間は全てなります。

このような、全てが繋がっている考え方を錬金術からインスピレーションを受け、ホリスティック医学の世界観融合したのが、

暮らしに寄り添う整体はまだやの世界観となっています。

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4.まとめ


暮らしに寄り添う整体はまだやでは、

ホリスティック医学の世界観から症状を捉えます。

そのため、ご相談していただいたお悩みはもちろん、あなたの周りにある様々な問題の解決にも繋がっていきます。


過去には、頭痛や耳鳴りで悩んでいたお客様が、子どもの不登校が解決した例もありました。

どんなご相談も必ず問題の種はあなたの中にあります。

自分自身と向き合うことは、身の回りの方の幸せにも繋がります。

自分自身を大切に。
周りの人を大切に。
地球環境を大切に。

そんな沢山の大切を守るために、


暮らしに寄り添う整体はまだやは皆様に全力で寄り添い、解決をしていきます。



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