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どうやって年末年始気分を味わおうか

もうすぐ新しい年が始まる。だが、トルコに来てすっかり慣れてしまったが、トルコでは日本のように年末年始の気分が味わえない。

だいたい年末もいつもと変わりがなく、12月31日は仕事や学校が半日で終わり、新年の最初の日、1月1日は休みとはなるが、2日からは「通常」だ。おまけに新年だけどクリスマスツリーとそっくりな「Yılbaşı Ağacı・年始の木」が飾ってある。「Noel Baba・サンタクロース」もいる。そのため日本人としては、年が明けても全然お正月気分になれない。

クリスマスツリーとサンタクロースが新年にまだ飾ってある理由はこちらに書いています ↓

そして、学生たちにとっては新年だけどテスト期間だ。年が明けて「おめでとう!」だが、ゆっくり堪能している暇はない。何だか気の毒だが、テスト勉強をしなくてはならない。

もちろん、花火が上がったりして12月31日から1月1日にかけて新年おめでとうムードもあるが、2日から「通常」なので新年気分もすぐに終わる。新年になっても「通常」なので知人にあっても普通に「こんにちは」と挨拶してしまい、ひょっとして私だけかもしれないが、新年の挨拶することも忘れてしまう。

2021年の始まりは、幸いにも1月1日(金)が休みで、続いて土日なので多少お正月気分が味わえそうだ。ただ、ここトルコでは年末年始に人が集まり、コロナ感染者が増えないようにするための対策で12月31日(木)の21時から2021年1月4日(月)5時まで、外出規制がされる。家から歩いて行ける距離で食料品や日用品などは買いに出かけてもよいが、基本は外出できない。

八百屋さんに買い物に行ったとき、「金曜日(31日)から外出規制があるよね?」といつもよりみんな買い込んでいた。八百屋さんは1キロ○リラで値段が決まる。お客さんが袋に詰めた野菜をいちいち秤にかけて、玉ねぎは○リラ、ほうれん草は○リラと計算していかないといけないので、お客さんがいろいろと買い込むとバタバタと忙しそうだった。午前中マーケットにも行ったが、レジでお客さんが途切れることがなかった。

12月に入ってから土日の2日間は週末外出規制が出されて慣れてきていたが、それより長いとなると何か買っておかなくちゃと気分があせる。実際は意外と必要ないのだけど。

外出できない新年。何して過ごそうか。連休だからと言って、子供の宿題がたくさん出されないことを願う。






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