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グラフィックレコーディング

グラフィックレコーダーの仕事は、ふつう会議室の中なので表に出ない。…んだけど、先日珍しく「打合せ自体コンテンツにしよう」という企画の仕事があり、Webも公開されました。僕は黒子の役割ですが、後日作業をRECやWeb・現場で見返し、思うところあったんで、備忘録。次似た仕事の時は、ここ読み返して作業作業…


1. 用意できる絵は用意しとこう

参加者の意見をリアルタイムに絵で可視化 → ライブ感あって参加者盛り上がる!のは、グラフィックレコードの良い所だけど、あとでその絵が何らかの形で使われる(上記コンテンツだと、現場の説明パネル)ことも多く、その時「これササッと描いたものだし」と言い訳できない…。たぶん自分以外気にならないんだろうけど、描き飛ばした絵を現場で見るのはそれなりにキツイ。…ので、描きそうな絵を前日までに予測し、パーツだけでも描いて用意しておいた方が良いかも。使う使わない別として。


2. 参加者全員の意見をできるだけ平等に拾おう

意見の強い人、主張の正しそうな人の声に耳を傾けがちだけど、できるだけ認知バイアスを退け、みんなの声を公平に拾いたい。これは目標…。


3. 自分を消そう

どの現場でもかなり気を付けてるけど、どうしても自分(の意見)が絵に入ってしまう時がある。自分は透明なチューブで、参加者の意見がそこを通って絵になってく的イメージ? タッチもできるだけ薄味に。イラストレーター仕事の時は、ダメなものを絵の力で魅力的にすることも醍醐味の一つだけど、グラフィックレコーディングではダメなものはダメなままフラットに描くということも(正しい方向を探る会議なら)それなりに大切。。


4. 文字大切

本職イラストレーターだし。デザイナーちゃうし。(と心の中で言い訳して)文字がおろそかになる時ある。。けど、文字大事!素早く描けてそれなりに見える、手描き文字バリエーションをもっと増やす必要有り。

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今回作られた「TOKYO LOVE TREE」下北沢ケージで 12/1 〜 12/25 まで行われてますので、興味ありましたら是非! 企画・運営は今回依頼を下さった東京ピストル、デザインはDELICIOUS COMPANY の 半田悠人さんです!

ありがとうございます、近所の文房具屋さんに全投入!