ドリームオーダー スターター&ブースター第1弾環境 カード性能評価[6:ヤクルト/中日編]
皆さんこんにちは!浜風ゲーマーズのまじっくきゃっとです。このnoteでは、プロ野球カードゲーム DREAM ORDER (#ドリオ)に関する考察記事やデッキレシピ等をお届けします。
今回は、発売まであと1週間に迫ったスターター/ブースター第1弾のカード性能について、実際に現状での性能を球団別に評価していきたいと思います。2球団ずつ、全6回で作成予定です。是非ご覧ください。
ちなみに先日から、ドリオを早く楽しみたい皆様と共に盛り上がるべく、ドリームオーダーの対戦や考察ができる非公式discord鯖を開設しました。既にオンライン対戦も実施しており、一足先に遊びたい方は是非ご参加下さい!
■ カードの強さの基準
まずは各カードを評価するにあたって、当チャンネルでの評価の基準をお伝えできればと思います。この基準は各noteの冒頭に置いてますので、既に読んだ方は球団別の目次をタップしてください。
①野手:AP5以上か
…野手を評価する際、APDP勝負で負けない為にも、AP5以上であることを1つの基準としています。詳しい理由は下記noteから。
なお、1弾環境では早くも先発AP7なども出てきており、AP6の価値はさらに高くなっています。そのため、AP6の段階でかなり高く評価をしています。
②野手:ミートDP+3以上or強振DP+2以上か
…こちらは①より優先順位は劣りますが、そこそこしっかり見ています。メインデッキで複数枚採用するにあたっては守備スタッツも大事であり、守備の観点では上記2つの数字が1つの基準となるからです。数字の根拠は同じく上記noteから。
但し、別にメインデッキに採用しなければor1枚程度の採用であればどうでもいい指標なので、どちらかというと効果との兼ね合いでの評価になります。3積必須のカードなのにDP+1だと、うーん、当落線上なら他を選ぶかなぁ、という感じです。
③共通:コスト
…もっと難しい。コストが低いからいいとかそういう話ではなく、どちらかというと「複数選択肢があるときに、他のカードとの兼ね合いでどうするか」という判断基準で決まります。例えば、ベイスターズの佐野選手は2コスと3コスの2種類がありますが、どちらを採用するかについては、性能や効果に加え、他の確定枠や必須枠との兼ね合いで決まる側面も大きいです。
④共通:効果の種類
…効果については、まずは効果種類に併せて次の3段階で評価をしています。
A.常在効果
→常に働く効果が最も強力です。有名な所では、常に打撃判定時ダイス-1の小島選手など。
B.カード条件付き効果
→分かりやすいのは覚醒時効果など、基本的にこちらから能動的に何かをすれば発動できる効果を指します。また、手札2枚使用時~なども、こちらから発動条件を満たしに行けるので優秀です。
但し、覚醒時効果については、強すぎる場合は自分の中で評価を落としています。覚醒時効果が強すぎるということは、勝負師を相手に打たれやすいことを意味するので、実質的に効果が働かない場合が考えられるからです。
C.試合状況効果
→ビハインドなら~、生還すれば~、など、試合状況によって発動する効果。勿論、発動すれば強いんですが、ビハインドなら~は先制時は腐りますし、最たる例でもある「満塁なら」は、達成条件があまりに限定的すぎて、最早バニラに等しいです。代打が実装されれば評価は変わりますが…
そしてそこに、効果の性能を加味しています。
このゲームにおいて強いのはダイス+とドロー効果で、次いでゲッツー、そしてAP/DP+、その他効果、という順だと思って貰えれば大丈夫です。勿論、上記にない珍しい効果も結構あるので、あくまで一般論として。
ダイス+はこのゲームの肝となる打撃結果に直接影響を与え、アウト率を下げる効果もあるので非常に強力。また、ドローは手札が増えるだけでなく、山札を早く1周させる事で勝負師などの強カードを使う回数を増やすことができるので非常に強力です。ゲッツーは最大9アウトのうち2アウトを一気に取れるほか、いるだけで相手への牽制にもなるので強いものの、発動するシチュエーションが来るかは確実ではないので一段落ちる。AP/DP+は良いですが、サポートでも増えるので、これらよりは評価が一段落ちますね。
⑤その他
球団のギミックなど、色々な要因がありますので、それぞれ書きます!
■ 評価のランク
以上の要素を踏まえ、メインのカードについては下記の基準で選定しています。
基本的に、純正デッキを組む際の視点で評価をしています。
一番上のXですが、カードゲーム初期あるあるで、代替ポジションの選手がそもそも排出されていないパターンがあります。そうした場合、どんな性能であっても使用が確定するので、まずはXとして評価しています。
後は他のゲームでもよくある性能評価です。勿論、新カードが出れば評価が変わる事もありますので、その辺りはご了承ください。
なお、SD=スターター、BT=ブースター、選手の隣の(数字)はコストを指します。
■ 12球団攻守スペック分布図
前回の動画撮影後に作りました。12球団の純正のイメージ図です。
攻撃は画像では強調して差を付けていますが、実際はそこまで広い幅ではないです。西武も十分打てます。どちらかというと投手は上下で差がしっかりついている印象です。ですので、今は斜めにTierの線を引いていますが、素直に横の守備力依存で線を引く可能性(=西武が勝ちまくる可能性)もあるかなと思っています。
■カード評価:ヤクルト
ビハインドがデッキテーマになっていますが、別にビハインドじゃなくても十分強いです。
X:能力はともかく、ポジション排出の都合上確定枠。
なし
S:デッキの核となる必須枠。
BT田口(2) BT中村(3)
A:B以下の選手と代える手はあるが、採用を強く勧める選手。
SD塩見(1) BT村上(3) SD山崎(2) SDサンタナ(1) BT高橋(2) SD清水昇(1) BT村上(3)
B:コスト0&AP5の野手/コスト0の投手。
SDオスナ(0) SD村上(0) SD青木(0) BT星(0) BT宮本(0)
C:性能面では採用圏内だが、コスト都合で採用を見送ったカード。
BT塩見(2) BTオスナ(2) SD田口(1)
D:性能面でも使うかどうか悩ましいカード。
BT石山(2)
【投手】
真っ先に確定するのは抑えの田口。2コスDP7でダイス-1。現環境において抑えはDP7以上あれば十分であり(野手のAPが大体5なので、投手覚醒でW覚醒以外抜けなくなる!)、ダイス-1迄ついていれば文句ないです。
という訳で、2-1-2か1-2-2か。候補は1コスダイス-1DP5の石川、2コス無走者ダイス-1DP6の高橋、バニラの小川ですが、流石にDP5は厳しいので高橋でしょう。
というわけで、残りは1コスのSDしみのぼ、0コスのBP星。
【捕手】
本領発揮+3が守備札として優秀なので、BT中村で確定です。1コスでほぼ互換性能を持つベイスターズ山本が出てきたせいでコスト3がいきなり勿体なく感じるようになりましたが…
【内野】
一番難しい。オスナと村上はそれぞれどっちを使うか…
大前提として、BTオスナ+BT村上はコスト5となり、中村で3コス消費してるので共存ほぼ不可です。村上もオスナも、BTにすることで強振ダイス+2が貰える点は同じであり、ビハインドだと強振/ミートダイスが+1されます。村上はそこに覚醒AP+1ミートダイス+1が付くという構図。性能は村上のほうが盛られており、SDオスナ+BT村上の3コスがバランス上良さそうですが。
セカンドについては、SD山田が性能高くないので、P山田一択です。あれ、つまり神宮プロモって…
そこに現れた救世主宮本。よかった~~~
ショートは守備力重視で長岡ですね。村上がミートDP+1なので…
【外野】
BP濱田がAP4だったので、殆ど確定してます。
唯一の択は塩見。SDの1コスかBTの2コスの2択ですが、1コス払って強振DP+1、ダイス+1、覚醒AP+1が来るならお得ですね。但しコスト都合で今回はSD。
というわけで、ひとまず打順やデッキ構成等を抜いたスタメンは下記のようになりそうです。
先:BT高橋(2)
中:BT星(0)
中:SD清水昇(1)
抑:BT田口(2)
捕:BT中村(3)
一:SDオスナ(0)
二:BT宮本(0)
三:BT村上(3)
遊:SD長岡(0)
外:SD青木(0)
外:SD塩見(1)
外:SD山崎(2)
指:SDサンタナ(1)
野手については、BTオスナとSD村上にして2コスにし、浮いた1コスで塩見をBTにする手も。この辺りは選択肢のあるデッキだと思います。ヤクルト純正をやる方は、このあたりのカードまで抑えておきましょう。
デッキリストなどはまた後日。
ちなみに、ヤクルトは先攻と後攻で打順を組み替えた方が良いと思います。ビハインド能力に絡んでくるので。
■カード評価:中日
手札3枚以下の時に発動する「背水」効果のデッキですが、背水になっている段階で相手と勝負できない状態なので、基本的に使わない効果と思ってください
X:能力はともかく、ポジション排出の都合上確定枠。
SD細川(2)
S:デッキの核となる必須枠。
SD小笠原(3)
A:B以下の選手と代える手はあるが、採用を強く勧める選手。
BT岡林(3) SDライマル(1) SDキノタク(1) SD大島(1) BT福永(1) BT石川(1) SD龍空(0)
B:コスト0&AP5の野手/コスト0の投手。
SD祖父江(0) BT清水(0) SDビシエド(0) SD石川(0)
C:性能面では採用圏内だが、コスト都合で採用を見送ったカード。
SD岡林(2) BT勝野(2)
D:性能面でも使うかどうか悩ましいカード。
BTライマル(3) BTキノタク(2)
【投手】
SD小笠原を握るためにこのデッキを持っていると言っても過言ではないです。
というわけで、BTライマルは…
BTライマル自体は弱くないですが、手札3枚以下でダイス-2ということは、3裏に攻撃しないといけない場合は殆ど勝てないことを意味するわけでもあり、勝ってる時に出すならいいけど、負けてる時に出すには…という性能です。
というわけで、3-0-0-1で構成は確定。ワンポイントドロー2枚の構成です。
ちなみに、勝野を入れて3-0-0-2もあり得るのですが、0コスはDP5なので、ちょっと戦っていくには心許ないですね。小笠原2イニング行ってから3回勝野の継投は、手札リソースを十分管理できる方であればあり得そうです。このあたりは背水効果をどれくらい信じているかにもよりますが…
【捕手】
SDキノタクです。BPキノタクの回収ギミックは面白いですが、野手限定ですし、拾った瞬間にその選手が覚醒することが相手にもバレます。本領発揮の性能もSDの方がよく、BPよりも採用すべきと考えています。
【内野】
ファーストは文句なくビシエド。
セカンドは福永がAP5なので採用。ちなみに福永のドロー効果は「破棄&ドロー効果自体は強いが、手札3枚以下で覚醒した時限定だと考えると弱い」です。そもそも基となる背水効果が強くなく…無理に狙わなくていいです。
サード+DHは石川とシュウヘイ。コストに余裕があるので、石川はBPの方を使いましょう。
なんとなくシュウヘイをDHにしています。
【外野】
中日は外野が細川大島岡林で確定で、大島と岡林が2種類づつ出ています。
まず、岡林については、元が2コスで覚醒ミートダイス+2(常在ミートダイス+1)、3コスでこれが確定出塁に代わります。つまり、もともと2コスで「覚醒時」確定出塁(相手のダイスマイナス効果を除く)だったのが、3コスで「ミートAP勝利時」確定出塁になりました。性能的には1コスでカバーできる範囲が広くなり、覚醒も必須ではなくなるため、3コス採用が良いでしょう。
大島については、BPで0コス大島が登場し、こちらは将来的には0コスの方を使うことになると思いつつも、今はコストに余裕があるので守備サポートの高いSD大島を使いそうです。
最後に、確定枠の細川。
というわけで、ひとまず打順やデッキ構成等を抜いたスタメンは下記のようになりそうです。
先:SD小笠原(3)
中:SD祖父江(0)※ワンポイント
中:BT清水(0)※ワンポイント
抑:SDライマル(1)
捕:SDキノタク(1)
一:SDビシエド(0)
二:BT福永(1)
三:BT石川(1)
遊:SD龍空(0)
外:BT岡林(3)
外:SD細川(2)
外:BT大島(1)
指:SD周平(1)
投手は自信がある方は3-0-0-2で行きましょう!!
おわりに
という訳で、デッキレシピとデッキ解説記事を投稿してみましたが、如何でしょうか。実際の対戦動画も是非チェックしてみてください!
そして、ここまで読んで実際に対戦したくなった方、是非discordで一緒に対戦しましょう!招待リンクを再掲しておきます。
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