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自主イベント「 描きたい人が集まる会」を終えての感想

先日、2月12日(祝・月)17時半から20時で、自主イベント「 描きたい人が集まる会」を開催しました。主催者である僕を含め、4名での実施となりました。

開催前に書いた告知記事はこちらにあります。
どういう思いで開催するかなど書いています。

以下のようなスケジュールで実施しました。

17:30:はじめに(20分)      
・開会挨拶 / 趣旨説明(5分)
・自己紹介(どこから来たか・参加の動機(15分))
17:50:一人一人の描く時間(70分)
19:00:共有の時間:一人一人回して、何を描いたか、描いていた時に思ったことなど話す(20分)
19:20:みんなで話す時間(15分)
19:35:最後に一言ずつ(5分)
19:40:おわりに
19:45:撤収(完全撤収)

僕は小さい頃から絵を描くことが好きで、社会人になってからも絵を描くことはあるのですが、日々の目の前のことだけになっていると描く時間を作らなかったり、いざ描こうと思っても他のやることが気になって描くことに集中できなかったり、そんなことがよくあります。

今回のイベントの「目的」「対象」「やること」は以下の内容でした。

<目的>
・いつもの生活とは少し違った場所や関係の場に身を置くことを通して
 元気になって日々の活力になる

<対象>
・絵を描きたいけど普段描いてないなという人     
・日常の生活から少し距離を置いて時間を過ごしたい人

<やること>
・一人一人が絵を描く時間
・描いた絵や描いている時間がどうだったか話す時間

日々の忙しさ、余暇(趣味)の過ごし方や作り方を考えたとき、自分にとって必要な場であると同時に、同じような状況、境遇の人もいるのではないか。実際にそういう日々を送っている感じの人もいるなと思ったりしており、場としてやろうと思うに至りました。

企画を検討する段階で、いざやろうとすると、無難なところに置きにいくような自分が出てきて、どこかストレートなメッセージから離れてしまう。どういう場にしたいのかということがぼんやりしたこともありましたが、そもそも一番がやりたいと思っていることは何かということに焦点を戻したり、行ったり来たりがあったように思います。

当初は、親子向けで考えていましたが、対象はあくまでも同世代の大人。子どもも参加OKという場にしようと思ったりもしていました。でも、VAUMの個人面談の中で、対象は誰なのか。子ども向けなのか、大人向けなのか。それとも親子向けなのか。子どもと大人を対象に一緒にやる場合に、目的を達成することができるか。という検討事項の話になりました。
VAUM:一人一イベントを主催するという半年のプログラム

僕のやりたいと思っていること。イメージしている場。参加する子どもとしてはどうか。参加する大人としてはどうか。それぞれの立場として参加した場合、当日の場でのそれぞれの時間の過ごし方、楽しみ方。そもそも僕自身が作りたいと思っている場の思い、関心ごとはどこになるのか。そのことに立ち返ることになりました。

実現したい場をつくるには、何が必要か。どういう要素の検討が必要か。自分自身がイメージしていることと、実際にその場をやろうとした時に、イメージを実現するために何が必要か。そのことを考えたときに、「目的」「対象」「やること」は盛り込み過ぎだと思うに至りました。シンプルにやりたいことを実現するために、場をつくってみるということ。

今回の自主イベントをやるに至る始まりには、一人一イベントを主催するVAUMという半年のプログラムがありました。イベントを主催するということが課されている状況があったからこそ、思っているだけでなかなか実際にやるに至っていなかったことをやるを決め、実際にやることができました。

全体を通して(やってみての感想)
・しっかりと主催を一人でという場を持つのは、正直なところ今回が初めてだった
→誰かと場をやったり、主催者側として場に関わるということはしたことはありましたが、一人ですべてのことを主催者としてやるということは、今までの人生でやったことがありませんでした。実際に場をつくってみて、"この感じ"というものを感じることができたことはとてもよかったです。

・当日、必要だと思うものはすべて事前に揃えることができた
→描く紙や描く道具、飲み物やお菓子など、当日に必要だと思うものは、何回かに分けて買い出ししたり、家の中を探し出したり、物品リストを作成しながら、準備しました。当日にも買い出しをして会場に向かいましたが、これ忘れたということがなく当日の場に集中できました。

・基本的にはイメージ通りの場を作ることができた
→「それぞれの描く時間」「共有する時間」というプログラムやメインに入る前の導入として「はじめに」をそれぞれどんな場にしたいか。時間枠はどれくらいか。事前にイメージをして、自分がイメージしていた通りにやることができました。事前準備ができた分だけ、場に反映されることも実感しました。「共有する時間」はもう少しイメージの具体化が必要です。

物品を準備しているときに思ったのは、自分がいいなと思うもの、納得のいくものをちゃんと準備、用意するということは、とても大事だということです。いいと思っているものに囲まれていると、気持ちも上がります。自分自身をものが後押ししてくれる、助けてくれる感じがありました。準備しながら、あれも必要だ。これもあるといいなと思ったものは、思いついたものは全部準備することにしました。

メインプログラムでは、それぞれが描く時間の中で、参加者が描くということに集中している、場の密度が高まっていく感じがあり、”この感じ”大事にしたいと思うものを感じることができたのがすごくよかったです。

導入の時間では、どうして僕が今回この場をひらこうと思ったか。その思いをしっかりと話すということを意識して、当日には話したいと思うことをメモ書きで手元に置いて、過不足なく話すことができました。参加者の方からも、どういう思いで参加したのか、予定していた時間いっぱいに聞くことができたように思います。

その後の共有の時間では、やっての感想を聞くことができてよかったです。ただ僕自身のイメージ不足で、わりとあっさりと共有の時間が終わりそうな感じがあって、そこで場をつなげなきゃと焦る自分が出てきました。どういう場にしたいのか。そのイメージが、他の時間枠に比べ、具体的なイメージを持つことができていなかったように思います。

今回やってみた場は、何度か開催してみたいと思っています。日程が決まったら、noteで告知を出したいと思います。

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