私が住んでいたノースカロライナ州ダーラム市は、隣同士のラーレイ（日本ではローリーと表記されるがRaleighなのでラーレイが近い発音）とチャペルヒルの二つの都市と合わせて、リサーチトライアングルと言われる地域です。

ノースカロライナ州はニューヨークからクルマで10時間、ワシントンD.C.から6時間という途方も無い田舎だけど、実は名門大学あり、製薬会社集まり、外国企業も集まりの研究実業都市地域なんです。

リサーチトライアングルには三つの代表的な大学があり、チャペルヒルにあるUNC(ノースカロライナ大学）、ダーラムにあるDuke大学、ラーレイにあるNC State(ノースカロライナ州立大学）があります。
この中でも、特にUNCとDukeは大学バスケットボールの超強豪で、毎年スター選手がNBAに行き、優勝争いをし、派手に盛り上げています。

ノースカロライナの研究都市モデルは、他の地域の研究都市モデルに先駆けて行われ、第一次世界大戦の帰還兵に多く教育を施し、その後の科学技術の発展にも大きく寄与しました。
Duke大学は医療、製薬でも知られ、リサーチトライアングルには多くの製薬メーカーが研究施設を持っています。

ラーレイはノースカロライナの州都で、ダーラムやチャペルヒルに比べると高い建物が建っていて、都会ぽい雰囲気。連邦裁判所やキャピトルヒル（州議事堂）もあります。ちなみに、ノースカロライナのキャピトルヒルは全米で最も地味という自虐をする人が多い。

そんなに悪く無いと思うけどなぁ。
ちなみに下は全米でも屈指の美しさを誇るソルトレイクシティのキャピトルヒル。

まぁソルトレイクシティのキャピトルヒルは綺麗でしたね…

ノースカロライナに話を戻して、チャペルヒル。
チャペルヒルはUNCの本拠地のある街。UNCはノースカロライナの全域の人にとても愛されていて、バスケットボールチームの名前、Tar Heelsは全米で知られています。
チャペルヒルは治安も良くて、お洒落で、隣接するカルボロ市と一緒にオシャレなレストランやカフェがたくさんありました。

よく行ってたカルボロのOpen Eye Cafe.

ダーラムはまた今度。