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The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

宣告した通り、前回投稿したときからそう遠くない未来の更新に成功しました。

前回は【Statistical analysis:統計分析】まで記述致しましたので、本日は結果から記載していきます。

ではスタート。

Results

全部で32の足関節は外側靭帯まで丁寧に解剖された。2体の検体は損傷した形跡としてATFL線維に滑膜化が表れたため除外した。

今回の研究の全検体数は30体で年平均は70.6歳だった。16人は男性、14人は女性の検体だった。右の足関節は13足、左の足関節は17足の検体を解剖した。

靭帯から得られた計測の全リストはTaable.1に要約された。

30体の全ての検体からATFLは2つの線維靭帯からなっていることが観察された。1つの線維はもしくは3つの線維のATFLはどの検体からも観察されなかった。

スクリーンショット (5)

関節包は足関節前外側の薄い構造として観察された。この関節包の限界は関節内の空気中後、証明された。関節包が丁寧に除去された後、ATFLの上部線維は関節包内構造であることが明らかになった。ATFLの下部線維は関節外構造であり、距骨下関節外側関節包の一部が挿入部の1部と密接な関係にあったことを見つけた。両方の線維間には全ての症例で隙間が観察された。この隙間は常に脂肪線維や隙間を縫うように走る小径動脈で満たされていた。両方の動脈と脂肪組織はATFLのより正確な測定を得るために除去された。上部線維は下部線維とは異なる線維性の起源をもっていた。ATFL上部線維の腓骨側の挿入部は、腓骨の前面の前脛腓靭帯遠位挿入部の真下、ATFL下部線維の真上に位置していた。腓骨挿入部から足関節ニュートラルポジションの状態で、上部線維は前方そして水平方向へ距骨頸に向かって走行しており、関節面は距骨ドームと近接している。運動の観察では、上部線維は足関節背屈で緩み、底屈位で緊張する。結果として、両挿入部の中点の距離を測定し、背屈と比較して底屈位で長さが長かった(底屈位:19.2㎜、背屈位:12.6㎜)。Fig.5

スクリーンショット (6)

下部線維とCFLは外果前面、腓骨先端近位そして上部線維腓骨挿入部の真下という共通の位置から発生していた。この共通の点から下部線維は上部線維と並行に走行し、上部線維の距骨挿入部の下にある距骨頸部へ付着部するように前方へ向かっていた。(Fig.6)

スクリーンショット (11)

(1)前脛腓靭帯(2)遠位脛腓靭帯(3)ATFL上部線維(4)ATFL下部線維(5)LFTCL複合体の弓状線維(6)CFL(7)ATFLの異なる距骨挿入部の点

ATFL下部線維の距骨と腓骨挿入部の距離はそう関節が動いている間ずっとそのままだった。(底屈10.6㎜、背屈10.6㎜)(Fig.5)

ニュートラルポジションの足関節で腓骨挿入部から外踵骨後面に向かって斜め下、後方へ走行する。CFLは底屈位で水平になり、背屈位で垂直になる。このとき両肢位での長さの変化は見られない。(底屈位20.1㎜、背屈位19.9㎜)

※何と基準でみた際に水平、垂直と言っているのか不明。

下部線維とCFLは弓状線維によって連結していた。これらの弓状線維は円弧の形をしていて、下部線維の下縁とCFLのCFLの前縁を結んでいる。弓状線維はATFLの下縁と距骨体の外側部から発生した。彼らはそれから円弧もしくは放射線状を描きながら後方遠位に向かって踵骨外側のにあるCFL前縁に向かった。(Fig.7)

スクリーンショット (12)

(1)ATFL上部線維(2)LFTCL複合体(3)前脛腓靭帯と遠位線維

これらの線維は距骨下関節包の固有感覚の補強を行い、この意味は距骨下関節包は下部線維とCFLの前縁に挿入していたことからなる。

下部線維の長さは、弓状線維より長かった(10.6(5.4-15.4)㎜)、また線維の存在は下部線維の後方部のみに制限されており、距骨挿入部は含まれなかった。結果として、CFLの長さは(20.1(11.7-28.7)㎜)、弓状線維の長さと類似しており(18.6(12.2-28.3)㎜)、どのように線維が踵骨の挿入部に到達するのかをデモンストレーションした。

離れている構造の構成要素の外側距踵靭帯は見分けられたことがない。しかしながら、距踵線維はATFLとCFLのと繋がっている複合体の一部であることが見つかった。

今日はここまで!!

結果は結果で面白いですね。

同じATFLでも線維によってここまでっ構造が異なると臨床でも役立てそうです。今日仕事で足関節のエコーを見ることがあったのですが、意識してATFLを線維別でみてみました。学ぶと見えてくるものです。解剖を知るということは楽しいです。

次回は考察を和訳していきます。

Thank you for reading

I hope to see you soon, Bye for now!!

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