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【横浜DeNA】次期監督についての展望予想

最近とある記事で、ある人物がDeNAの次期監督の有力候補のような記事が出ていました。
記事自体は、このテの記事にありがちな球団関係者のコメントすら無かったので、かなり精度の低い憶測記事だと考えています。

その記事については特に深掘りしないですが、こういう記事が出ると色々と憶測を呼びます。
中身に背ビレ尾ヒレがついたり、監督交代が早いのかと不安になったりする方も出てくると思うので、これまでの流れを踏まえて次期監督の展望を予想をしてみました。

DeNA監督は長期政権

まず今年は球団がDeNAになってから11年目のシーズンを迎えますが、これまで監督を務めたのは中畑清・A.ラミレス・三浦大輔の3人です。年数はそれぞれ4年、5年、1年(2年目決定)となっています。

中畑さん、ラミレスさんはともに4年以上でそれぞれ任期を複数回更新していて、決して短命とは言えないでしょう。
他球団と比較しても、短くはありません。

括弧書きは実人数

中畑さんは球団の立て直し、ラミレスさんはAクラスと日本シリーズ進出というそれぞれ功績があり、それが評価されてこの年数になっていると思います。

このことから、三浦監督にも4年以上の長期政権を任せる可能性は高く、よほどの成績悪化などアクシデントが無い限りは、しばらくは監督交代が発生しないと考えられます。

交代時は監督の意思を尊重

これまでDeNAの監督が交代する際、球団側からの通告ではなく、本人が申し出るという形で交代しています。
契約期間についても年数は決まっていますが、期間が満了したので自動的に交代というようなことはなく、球団側から続投要請を出すのが基本です。

この点については実際の内部の話がどうなのかは分かりませんが、おそらく球団側は監督の意思を尊重するという姿勢なのだと思います。
三浦監督に対してもおそらく同様でしょう。今年は2年契約の2年目ですが、シーズン終了時にはまず続投要請をするでしょうし、球団の都合ではなく監督の意思で続投は決まるはずです。

8年以上の超長期政権もあり得る

三浦監督は前任の中畑さん・ラミレスさんと違い、選手時代から横浜一筋の生え抜きで長くエースとして活躍した、いわゆるレジェンド的な存在です。
ファンからも厚い支持を受けていて、人気面は球団史上でもトップクラスでしょう。
年齢もまだ48歳ですから、体力面での心配もありません。

ベイスターズの球団史上で最長は三原脩さん(1960~1967)、別当薫さん(1968~1972、1977~1979)の8年ですが、三浦監督もこの人たちと同じか、それ以上長く続ける可能性もあります。
おそらくですが、1度でも優勝すれば8年以上任せることになるのではないでしょうか。
球団も、三浦大輔を選手でも監督でもレジェンドとしたいはずですし、結果(優勝)を伴えばそこまで考えるはずです。

ここまでのまとめから、DeNAは監督をすぐ変えずに長期で任せる方向に進んでおり、しかも三浦監督なら尚更長期間託すでしょう。
少なくとも、2年や3年で終わりということは無いはずです。
そして長ければ、球団史上最長の8年やそれ以上の10年にも達することは十分あり得ます。

三浦監督の後任は?

ここで三浦監督の後任の話に戻ると、今から7年以上先になるかもしれない後任について、今のうちから予想できるでしょうか?

はっきり言って無理です。
7年後では現コーチ陣も大半が変わるか退任されてるでしょうし、おそらく次期監督には、三浦監督と世代の近い人にはならないでしょう。
40代の若い監督に代わるとしたら、今回の三浦監督と同様にその監督と近い世代で組閣をすると思いますので、コーチ陣も刷新されるはずです。

また、せっかく生え抜きの三浦監督になったのですから、今後も生え抜きの人を監督にする動きになるはずです。
それこそ長期政権を考えれば、三浦監督のうちに次の監督候補を育成するということも考えられます。

候補を挙げるなら

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