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【横浜DeNA】ポジション別レギュラー争い【中堅手】

2022年のポジション別レギュラー争いについて考察や予想をまとめています。

今回は中堅手編です。

桑原の復活と4年契約

21年はそれまで不調だった桑原が復活し、1番センターのレギュラーを奪取しました。
135試合 571打席 打率.310 14本塁打 OPS.843 84得点 12盗塁
主軸の牧・佐野・オースティン・宮崎にも劣らぬ打撃成績を残し、チーム内最多盗塁、最多得点と1番打者として文句無しの仕事ができています。
センターを守れる選手で見ても、桑原以外でレギュラーを任せられる外野手はおらず、22年も桑原が1番センターの最有力候補なのは間違いありません。
またオフに4年契約を結んだことで、球団の桑原に対する信頼はとても厚く故障や極度の不調が続かない限りはレギュラーとして起用し続けていくことになるでしょう。

対抗の神里が低迷

神里は2019年には1番センターを任されていました。
20年は梶谷にレギュラーを奪われたものの控えで打率3割の結果を残すなど、実績を積み上げ、21年のシーズン開幕前は神里がセンターの最有力候補のはずでした。
しかし21年は終わってみれば、シーズン中に怪我もあって118打席 打率.191 4本塁打 OPS.558と完全に低迷。
レギュラーはおろか控えの関根や楠本よりも成績を落とし、キャリアワーストのシーズンになってしまいました。
桑原とは明暗分かれる結果になりましたが、本来なら神里もレギュラーを掴める実力があるはずですし、まだ桑原も不安定な選手なので神里の復活はとても重要です。
まずは20年の時のように控えでしっかりと結果を残し、外野の控えの1番手として定着することが求められるでしょう。

混戦になれば関根・楠本にもチャンス

桑原・神里とも直近の複数年で安定した成績を維持していないので、不安要素があります。
2人とも不安定な場合、控えの関根や楠本がスタメンで起用される機会が増えてくる可能性もあり、競争になるでしょう。
センターは打撃だけでなく守備も求められるので、外野の中でも候補が少ないポジションですが、関根と楠本は21年に数試合ながらセンターを守っています。
打撃で結果を残して、短期間でも桑原や神里を上回れれば、新たなレギュラー候補となれるでしょう。

大田もセンター争いに入る可能性

オフに獲得してきた大田もセンターを守ったことがあり、場合によってはセンターで桑原と争う可能性があります。
大田は実績で言えば桑原・神里以上とも言えますし、一昨年までの状態に戻せれば実力でセンターのレギュラーに定着できるでしょう。
バックアップとしても強力ですし、これでかなり層が厚くなります。
桑原・神里にとっては強力なライバルが出現しましたね。

宮本もここに入ってこれれば…

センターは守備範囲が広く脚の速さが重要になるので、宮本にもセンター争いに入ってきて欲しいところです。
脚の速さはチームでもトップクラスの選手ですが、いかんせん攻守の結果がなかなか出ていないので1軍での起用もかなり少ないです。
外野の両翼を守ることもできますが、そちらは打撃力が求められるポジションなので守備型の宮本にとってはやや厳しい。まずは代走・守備固めとしてしっかり結果を残して、そこから打撃でも多少アピールできるようになってくると、センターの控えとしても起用されてくるでしょう。

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