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【横浜DeNA】1番センター勝又を1軍で見れる日

DeNAの育成外野手が今季開幕から2軍で結果を残していますが、その中でも勝又は5本塁打でチームトップの本塁打数とOPSになっています。(5/26終了時点)

勝又の育成方針の変化

野手転向1年目でここまで打撃で結果を残せているのは素晴らしい素質と言えますが、守備でも2軍首脳陣から伸びしろを評価されているようで、今季は途中からセンターの守備に専念しています。

5/14 7番センター
5/15 9番センター
5/18 3番センター
5/19 1番センター
5/21 3番センター
5/22 9番センター
5/24 2番センター

5/14より前の試合では勝又はセンター以外でレフトもライトもスタメンで起用されていましたが、5/14からはずっとスタメンではセンターで起用されています。
これは勝又の育成方針が変わったと考えられそうです。
これまでは外野のどのポジションも守れる選手に育てるというような起用だったのに対して、将来1軍でセンターのレギュラーを獲れるような選手に育てるという起用に変わりました。

勝又はセンターを守れるか

勝又は野手1年目なのもあって、守備面の心配もされやすいですが、現状ではそこまで大きな破綻は無く、このまま守備を磨いていけば1軍でもセンターで起用できるような選手に育つ可能性があります。

勝又の守備はまだ失策が多く安定感に不安がありますが、守備範囲や肩の力は期待以上で、総合すると2軍での平均的なセンターの守備力は有していると言えます。
安定感については今後の伸び代でもあるので、今のうちに守備経験をしっかり積んでいくことで、将来的には守備力も十分備わったセンターになれる可能性はあるでしょう。

今季の支配下登録は?

勝又のここまでの2軍の活躍を見ると、勝又を早く1軍で見たいファンも多いと思いますが、個人的には今年は支配下登録せずに2軍で起用し続ける方が良いと思います。
勝又はまだ野手転向1年目で、打撃の経験がまだまだ少ないですし、守備も前述の通り安定感が課題です。

1軍に上がると2軍のようにスタメンで出れる機会は少なくなり、代打や代走などの起用が増えるでしょう。
勝又にとって今は実戦をこなすことが何より必要で、センターで起用し続けられる2軍の環境の方が育成には合っています。
まず今季は2軍で打撃も守備も沢山経験して、どちらも安定して結果を残せるようになってきてから1軍でも遅くないはずです。

勝又をセンターで固定起用してるのは、将来の1軍センターとして見ていると思われますし、それなら今はしっかりセンターを守らせることができる環境にいた方が良いでしょう。

勝又を将来の不動のセンターにするために、今から良い育成を行って欲しいですね。

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