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【横浜DeNA】リーグ優勝を目指す、最後の補強は平良・宮城の支配下登録

7/30(土)、横浜DeNAは育成選手の 平良拳太郎投手と宮城滝太投手を支配下登録にしました。

平良が支配下登録復帰

平良は2021年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2022年からは育成契約に切り替わってました。ですが術後のリハビリが順調で、この7月にも2軍での実戦登板が可能な状態になりつつあり、順調にいけば今季終盤には1軍で投げれる可能性も見えていました。

球団はそうした平良の状態の良さを見て、支配下登録期限ギリギリの今のタイミングで支配下登録にすることを決めたのでしょう。
現時点ではまだ2軍戦も登板していないので、支配下登録されたからと言ってすぐ1軍で投げれるわけでは無いですが、おそらく8月に2軍戦で何試合か投げて、状態に問題無しと判断されれば9月以降に1軍昇格してくるでしょう。

現在チーム順位は4位ですが2位~5位まで3.5ゲーム差の僅差ですし、ここを勝ち上がって2位浮上や、あわよくば1位も狙っていけるようにするためには終盤の9月以降が勝負どころになります。
このタイミングで平良を投入することで、先発ローテに強力な1枚が入ることになり、試合を有利に進めていきたい目論見が見えます。

宮城は育成4年目で支配下登録を掴む

もう1人の支配下登録の宮城は、平良とは違って2018年ドラフトで育成1位指名された投手です。
入団当初は身体がかなり細く、球速も145kmに到達せず、プロに対応できるポテンシャルを備えていませんでした。
ですがそこから2軍で地道に鍛え上げられて、今やしっかりとした体つきで球速も145km以上に上がっています。
2軍では先発もリリーフもどちらも経験しましたが、最近の起用だとリリーフが多く、そちらの方が安定しているため1軍でもリリーフで起用される可能性が高そうです。

育成4年目ということで、もし今季支配下登録にならなければ今オフに戦力外通告を受ける可能性もあったでしょう。ただ、ギリギリに支配下登録に滑り込めたことで、来季以降のチャンスも出てきました。
来季以降もしっかりと1軍で活躍するためには、今季これから1軍で結果を残して、良いアピールをする必要があります。
まずはどんな役割でも良いので1軍で使ってもらえるようになることで、そこで1つ1つ結果を残して首脳陣から信頼を得て、1軍に定着していけるようになれると良いですね。

2人を支配下登録にしたことで戦力外・ドラフトへ影響は?

平良・宮城が支配下登録になったことで、支配下登録人数が69人になりました。

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