運転経験10年以上の私が身に着けた、運転から性格を見抜く方法


「あ、こいつは運転が下手だな・・・。」
と、そう感じることはないだろうか?
タクシー、運転代行、バス、助手席、等、運転に関わる機会をあげるとキリがない。それくらいに私たちは「運転」と密接に生活している。

では、その運転から相手の心理を分析できるとすればどうだろう?
と、いうのもこちらのグラフを見てほしい。

運転は相手の心理を晒しだす!

交通事故の約7割が心理的要因

「運転操作不適」→ 技術的な操作を誤ったという意味 6%
心理特性と認知機能特性の双方が相まって起こった事故 70%
(安全不確認、脇見、動静不注視、交差点安全進行の合計)
上の図から、運転には心理的要因が現れやすいと理解できたかと思います。

車の中とは=自分の部屋のため、本性が現れやすい!


心理学にはパーソナルスペースという言葉があります。

他者が自分に近づくことを許せる限界の範囲、
すなわち心理的な縄張り、対人距離をいう

心理学者/R・ソマー

車はパーソナルスペースが保たれている部屋といえます。
が、当然運転をするので、完全にリラックスできる部屋とは言えないでしょう。
しかし、ある条件が加わると、自分の部屋と似た環境になるのです。

それは、運転が慣れ(約一年)て、慣れた道を通るとき
運転者の心理はリラックス状態にあり、性格が現れやすくなると言えます。

以上の2点から、運転中とは心理、精神状態を反映しやすい、
つまり、性格を分析しやすい環境であると定義づけることができるのです。

運転傾向から判断する、性格分析!



私は運転手を10年近く経験しております。
事故を起こさないために、日々運転者を観察し、運転傾向や特徴、表情、視線等を記録して、その対策を講じてきました。
ここから先の記述は、私個人のとったデータに過ぎず、大いに主観が入りますので、読者の方は、話半分、笑い話程度に見るのをお勧めします。

赤信号時の動向で性格を見抜く

赤信号の止まり方を観察すると、大体この3パターンに分かれる。

・隠密型 →前の車との距離間で、発進と停止を絶妙に繰り返す

微妙に動いては停止、というのを繰り返す車。
貧乏ゆすりと行動原理は似通っていて、自分を落ち着かせる行動と考える。
じっとしていることにストレスを感じやすいタイプ

最もガソリンを浪費しやすい発進と停止を多くしている分、
ガソリン税は人よりも納めているため、社会貢献はしている。
だが地球には害。

そ~っと動いている様に見えるのでそう呼称しています

・スタートダッシュ型 青信号になるや否や走り出す

左右の信号が赤になると、正面の信号は時間差で青になります。
その応用で、青になった瞬間に発進、ひどい場合、まだ青になってもいないのに走りだします。
先頭を走って優越感に浸りたい、もしくは待つのが苦手なタイプ

先頭を走っているつもりでも、その先にはまた別の車がいるので可哀想。
エサを前にして待て!されていた犬かのように可愛いとも感じる

せっかちな方に多いタイプ

・低能力型 → 青信号なのに走り出さない。

ぼーっとしていて発進しない、というケースは体感的に1割程度。
これは時代のせいでもありますが、大体はスマホの操作にのめりこみ過ぎて青信号に気づかないというものです。

情報処理能力が高い方であれば、周囲の状況にも気を配りながら
スマホを操作することができるでしょう。
ですが、気づいたら青信号だった!となる人は
マルチタスクが苦手で、気が利かないとされる傾向にあります。

青信号に気づかずに
後ろの車からクラクションを鳴らされる頻度が高い人は、さらに無能です。
何故なら同じ過ちを繰り返し、反省しないのですから。

睡眠不足等で認知能力が低下している場合はこれに該当しません

まだまだありますが、まとめます


いかがだったでしょうか。
私の愚痴のような記事を、それっぽい専門的知識でアウトプットしてみました。辛抱して読んでいただいてありがとうございます。

皆様の貴重な時間を頂くわけですので、愚痴ではありますが、
論理性は持たせたつもりです。
無為な時間だったということはありませんのでご安心ください。

実際に私は、この運転心理分析を活用していて、
無事故無違反、人間関係も良好です。
今後また、このような記事を書きますのでよろしくお願い致します。

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