個人ボードゲームはクラウドファンディングでまず出資を募るべきシンプルな3つの理由
こんにちは、HShowGamesのはましょーです!
ボードゲームを個人制作をされている皆様におかれましては、ゲームマーケットのブース販売に向けて発注数をどれくらいにするか/在庫をいくつ抱えるべきかで頭を悩ませることが多々あることでしょう。(私もうなされていました💦)
このイベントは楽しくもあり、悩みのタネでもあります。。。
悩みの解決法として、「まずクラウドファンディングで出品する!」を提唱いたします!!
僕はシンプルな3つの理由からクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました!
クラウドファンディングについては、下記の書籍を参考にさせていただきました。
シンプルな理由 その1
ボードゲームのアイデアを製品化すべきか発注前にスクリーニングできる
この理由を説明する前にクラウドファンディングで資金を集める方法について解説します。クラウドファンディングで出資を募る形式には「寄付型」と「購入型」の2種類あります。
寄付型・・・資金提供者へのリワードなし
購入型・・・資金提供者は金銭以外のリワード(モノ、サービス)を受け取る
その中でも購入型には出資を募る形式として「All-In」形式と「All-or-Nothing」形式の2種類があります。
All-In ・・・目標金額を達成しなくても資金を受け取れる方式
All-or-Nothing・・・目標金額を達成すると資金を受け取れる方式
この「All-or-Nothing」形式で出資を募ることによって、ボードゲームのアイデアが市場に求められているかどうかを測ることができます。
全く市場から求められていなければクラウドファンディングで立ち上げたプロジェクトは失敗してしまいますが、そもそも売れる見込みがない商品をいつまでも抱えるリスクを排除することができます。
シンプルな理由 その2
在庫を抱えるリスクを低減することができる
資金調達者やプロジェクト関係者と個人的な感情のつながりがない人々から資金を提供してもらうには、合理的な理由が必要です。
それが、「リワードとしてプロジェクトの成果物が欲しい」という心理でした。
モノが欲しいからお金を払う。これは、つまり「買い物」.クラウドファンディングの場合、モノはまだできていないので「購入の事前予約」と同じです。
ゲームマーケットで出品する直前期間までにクラウドファンディングで「購入の事前予約」のしくみを活用することで、商品化されていないアイデアを事前購入予約の形式で商品として売ることができます。
これによって、ゲームマーケットで販売する前にどれくらい売れるかがクラウドファンディングの出資金額で把握することができ、あまり出資金額が芳しくない時は、その商品の発注数を減らす対応をとることができます。
逆に想定を超える出資金額を募ることができた時は、その商品の発注数を増やすことで、商品が欲しかったけど購入できなかったという機会損失のリスクを減らす対応を取ることができます。
具体的な時期としては、クラウドファンディングのリターンを9月に設定してまず支援者に商品を発送し、11月にゲームマーケット秋でブース販売をする方式をとることによって、在庫を抱えるリスクを低減する対策を実施することができます。
シンプルな理由 その3
ゲームマーケットの出品前にSNSでの拡散を期待できる
シンプルな理由 その2 でクラウドファンディングの「事前購入予約」機能を活用してゲームマーケットのブース販売前に商品を販売することが在庫を抱えるリスクを低減することができる理由を解説しました。
このゲームマーケットのブース販売前に販売することの副次的な効果として、クラウドファンディンングの支援者がリターンとして受け取った商品をSNSで拡散することが期待できます。
通常 ゲームマーケットの告知はゲームマーケットHPの更新、カタログのサークルカット、自分のHP、もしくは自分のSNSだけに限定されていました。
クラウドファンディングで支援を募ることによって、ゲームマーケット開催前にSNSでユーザから拡散されるという新たな告知チャネルを獲得することができます。またクラウドファンディングで出資を募ること自体が告知になるという効果も期待できます。
最後に
ボードゲームを個人制作をする際には在庫をどれだけ抱えないかが重要です。今回はクラウドファンディングを活用して在庫を抱えないアプローチをご紹介いたしましたが、活用できそうなツールは臆せず使用していこうと考えています。クラウドファンディングを使用するかどうか悩んでいる方の背中を少しでも押すことができたら幸いです。
改めて私が立ち上げたプロジェクトをご紹介させていただきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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