なんと人生初の明治座！名画がズラリと
展示されてたり売店が賑わってたりなのは、歌舞伎座や国立劇場と変わらないんですが…これも人生初の、劇場内食堂でした～同行者(※)の希望により(笑)※配偶者とも言う
そしてやはり思う、宝塚と比べて観客のマナーが悪い…こないだの巨大頭頂オダンゴに続き、今日は前席のご婦人がズーーーッと激しく前に乗り出してたなぁ…宝塚を見てる前には気づかなかった、改めてマナー良いんだなぁ皆んな…

ハイ実はこの人を見るために行きました！
現在はまのイチ推しの美形若手・片岡千之助丈～！！前回トリコになった時は立役でしたが今回は女形、美しい～(見惚れ)
お米ﾁｬﾝはあまり仕どころは無い、非道いメに遭わされてアレ～とか言ってるだけなんだけど…
ここでウエクミ先生の置き土産セリフ「美しい者は見る事に価値があるのです」
あと、蚊やネズミががっつり寄ってくるお役ってあんまり見ない、そーゆー意味ではがんばっていた…のかな！？？笑

今回も孝太郎丈には徹底的にヤラレタなぁ…
婀娜(アダ)で伝法なうんざりお松…こないだの清楚な妻＆母とは正反対！でも小気味よい毒婦っぷり、痛快なタンカがやっぱりどこか可愛くて面白い(コレ大事！！)、最期もカワイソウなんだけど…あの落っこっていき方に、ちょっとギャグみがあってLOVE☆
終幕のキリっとした武家の妻もモチロン素敵、何でもかんでも演りこなすカメレオン女形ですな…てか、歌舞伎に復帰してから松島屋三代に夢中だな～自分☆(わかる)

幸四郎丈の悪の華は、初めて見たかも～
まぁ気持ちよさそうに演ってらした！！幼児や味方をバンバン斬ってくはんぱない悪役なのに表情がイイね、お芝居好きな人なんだなぁ…
人がいっぱい死んでく陰惨な舞台、て書いてあったけどコノ方が主役だとあんまりそんな感じはしなかった、スケールの大きな大学之助と軽妙洒脱(ちょっとお茶目)な太平次、どちらも心から悪を娯しむ魅力的な人物像でした♡

与兵衛さ、ザンネン過ぎん！？しょっちゅう
「持病の癪(シャク)が～」て言ってるし、恋人が自分の治療費のために我が身を捨てるって言うたら「ヨロシク☆」的な事言うクセに、幽霊になって出てきたら「なんで(敵を)攻撃しなかった！？」て責めるし…
せっかく凛々しい歌昇丈が熱演してるだけに…なんかﾓｯﾀｲﾅｲ…(涙目)

種之助丈のお亀ﾁｬﾝも可愛かった～こちらも最初は
ピィピィしてる若い娘(コ)なんだけど、愛する人の病気の治療費のために「憎い仇の妾になる」とキッパリ言って去り、攻撃して討たれ、と根性を見せるトコ好き～♡幽霊になって恋人に逢いに出た時は心底ゾーッとしました、演技派だったんですね～あの美貌だから迫力あるなんてモンじゃなかった夢に出そう！！

今日もまた橘三郎先生(※)に逢えました～♡
今回はお亀ﾁｬﾝに横恋慕してる(＝狙ってる)けどなんかトボケた番頭さん、企みがバレて焦ってヒザをぱたぱた叩くとことかソーキュートでした～今後も元気なお姿見せてください♡♡
※説明しよう！はまのは大学生の頃、歌舞伎を“演じる”サークルに入っており、そこでご指導いただいてたのが嵐橘三郎先生なのだ！！

高麗蔵丈のお道、惹きつけられた、
そしてちょっと泣いた…しょーもない亭主てわかっててゾッコンなんだけど、最後は忠義の道を潔く選んで愛する夫に殺される…切なくて、そして綺麗だった…

はまのの知ってた松江丈って、
いま魁春丈になってるよなぁ、じゃあ誰だろ！？て思ったら、昔の玉太郎丈だったのね、東蔵丈のご子息…お父様の軽やかさと重厚さを合わせ持つ芸も好きだったけど、渋い味わいのあるイイ役者に…こーゆー発見も、歌舞伎に復帰した楽しみの1つであります♪

孫七の人は、少々粗削りなトコあるけど
ヤル気と勢いに満ちあふれてるな、そーゆー若手は自動的に応援してしまう、と思ったら歌之助丈！末っ子クンか～これで成駒屋三兄弟はコンプしました◎
今後、舞台化粧が上達するのにも期待です～元々美形の家系だし、お兄様がたはとってもキレイなので☆

ﾍﾋﾞﾁｬﾝの明治座150年お祝い、地味に好きだった～
あーいうタイムリーなアドリブ！？も歌舞伎ならでは、ﾍﾋﾞﾁｬﾝも可愛いし場が和みますよね♡

雷鳴から始まる演出、ビカビカバリバリいって
ド肝を抜かれた！！音も光も真に迫ってた～開演前の緞帳が「へ？？絵が動いてる？？」と思ったら、白いスクリーンにプロジェクションマッピングだったもんな、歌舞伎の舞台装置もテクノロジーの進化と共に変わっていくのね…

ラスト、早変わりから大人数の立ち回りで
盛り上がったと思ったら、舞台照明だけでなく客電までパーーーッと点いて大悪役・大学之助はじめメインキャラが身支度を整え、「まず本日は、これぎり～」てご挨拶になるやつね、どんな悲劇でもなんかHAPPYな気持ちになれるトコが「宝塚のパレードに通じるな～」て思ったりなど←