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Mac版 Wordで効率を上げるためのおすすめ初期設定 3選

「はみだしチャンネル」Ogawaです。
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今日のテーマは「Mac版Wordで効率を上げるためのおすすめ初期設定 3選
」です。それでは、今回もスタートです。


Mac版のWordを使っていると、Windows版とは違って、初期設定のままだと、いくつかの機能が使いにくいと感じることがあります。特に、書式なしペーストが使えなかったり、F7キーでカナ変換が使えなかったり、文頭の段落が半角スペースになってしまったりするという問題があります。これらの問題を解決するために、3つの設定を紹介します。

1.書式なしペーストをキーボードショートカットで行う

書式なしペーストとは、コピーしたテキストを貼り付けるときに、元のテキストの書式(フォントや色など)を無視して、現在の文書の書式に合わせる機能です。これは、他のアプリケーションからテキストをコピーするときに便利です。しかし、Mac版のWordでは、標準では書式なしペーストができません。そのため、キーボードショートカットをカスタマイズして、書式なしペーストをできるようにする必要があります。その方法は以下の通りです。

  • メニューバーから「ツール」→「ショートカットキーのカスタマイズ」を選びます。

  • 「コマンド」の欄で、「編集」を選びます。

  • 「PasteTextOnly」というコマンドを探します。

  • 「新しいショートカットキーを押してください」の欄で、Command + Shift + V を押します。

  • 「割り当て」ボタンを押します。

  • 「OK」ボタンを押します。

これで、Command + Shift + V を押すと、書式なしペーストができるようになります。また、書式ありのペーストや書式のコピーもキーボードショートカットで行いたい場合は、同様の方法で以下のコマンドにショートカットを割り当てます。Wordのインサイダー版のキー構成を参考にすると以下になります。

  • PasteFormat:書式ありのペーストを行う。 Command + Option + V に割り当てる。

  • CopyFormat:選択したテキストの書式をコピーする。 Command + Option + C に割り当てる。

2.F6からF10で日本語のカナ変換などを復活させる

日本語入力をするときに、F6からF10のキーを使って、カナ変換や単語登録などの操作を行うことができます。

しかし、Mac版のWordでは、これらのキーに別のショートカットが割り当てられていて、日本語入力の操作ができません。

例えば、F7キーを押して、カタカナ変換をしようと思っても、エディター機能が立ち上がってしまいます。これを解決するには、余分なショートカットを削除する必要があります。その方法は以下の通りです。

  • メニューバーから「ツール」→「ショートカットキーのカスタマイズ」を選びます。

  • 「コマンド」の欄で、「すべてのコマンド」を選びます。

  • 「コマンド」検索欄で、下記のコマンドを参考に、割り当てられているコマンドを探します。

  • 「現在のキー」の欄に表示されたFキーのショートカットを選んで、「削除」ボタンを押します。

  • 「OK」ボタンを押します。

初期設定でFキーに割り当てられているコマンド
F6 : OtherPane
F7 : ToolsProofing
F8 : ExtendSelection
F9 : UpdateFields

これで、F6からF10のキーが日本語入力の操作に使えるようになります。

ただし、F10キーだけは、設定の仕方が特殊です。
その方法は以下の通りです。

  • メニューバーから「ツール」→「ショートカットキーのカスタマイズ」を選びます。

  • 「コマンド」の欄で、「すべてのコマンド」を選びます。

  • 「EditObject」というコマンドを入力します。

  • 下にある「新しいショートカットキーを押してください」の欄で、F10キーを押します。

  • 青くなっている「割り当て」ボタンを押します。

  • 「OK」ボタンを押します。

3.文頭の段落を全角スペースでインデントする

日本語の文章では、文頭の段落を全角スペースでインデントすることが一般的です。しかし、Mac版のWordでは、Tabキーを押しても、半角スペースでインデントされてしまいます。

これは、Wordのオートコレクト機能が原因です。この機能は、入力中に自動で行う処理の中に、Tab/Space/BackSpaceキーでインデントとタブの設定を変更するという項目があります。これをチェックを外すと、文頭の段落が全角スペースでインデントされるようになります。

その方法は以下の通りです。

  • メニューバーから「Word」→「環境設定」を選びます。

  • 「オートコレクト」を選びます。

  • 「入力中に自動で行う処理」の中にある「Tab/Space/BackSpaceキーでインデントとタブの設定を変更する」のチェックを外します。

  • 「OK」ボタンを押します。

以上が、Mac版のWordの使いやすさを高める3つの設定です。これらの設定を行うことで、Wordの操作がスムーズになり、文章作成の効率が上がるでしょう。ぜひ、お試しください。

今回の放送はいかがでしたか?「いいね」やコメントをいただけると嬉しいです。
音声版はstandfmで配信中です。記事の最後にリンクを貼っておきますので、ぜひ私の声で内容をお楽しみください。
別の放送でも、あなたに出会えることを楽しみにしています。

それでは!

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