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【MLB】各ポジションの指標最強守備選手は誰だ?【外野手偏】

どうも、歯磨き粉です。MLBは年棒削減案の一件で現在選手会側と揉めていて開幕が更に伸びる、或いはストライキにまで発展するのではないかという問題が起こっていますね。コロナウイルスが本当に憎いです。

何とか開幕して欲しい、というのが一MLBファンである私の思いではありますね。折り合いは着くんでしょうか。

前置きが長くなりましたが、今回の外野手編でこの企画は最終回です。またNoteはいつか更新しようと思います。では早速行ってみましょう。

評価については下の通りです。




左翼手

UZR+5.7 RngR+4.6

マーセル・オズーナ(現ATL)

UZR,打球処理による貢献のRngRの二冠に輝いたのは現アトランタ・ブレーブスのマーセル・オズーナでした。

マイアミ・マーリンズからトレードされて昨季までセントルイス・カージナルスに所属しており、主砲として2015年以来の地区優勝&リーグ優勝決定シリーズ進出に大きく貢献しましたね。

見た目で判断した場合そこまで守備の上手な選手には見えませんが(失礼)、左翼守備はMLBトップクラスの指標を叩き出しました。

今季はアトランタ・ブレーブスと単年契約を結びましたが、コロナウイルスの影響で今後の契約にどう影響を与えるのか注目です。


DRS+11

マイケル・ブランドリー(HOU)

DRSでトップに立ったのはヒューストン・アストロズのマイケル・ブラントリーでした。

昨年クリーブランド・インディアンスからアストロズへ移籍すると主に上位打線のコアとして活躍し、「Dr.Smooth」の愛称通りにスムーズなメカニクスで打率.311 22HR OPS.875を記録してHRはキャリアハイを叩き出しワールドシリーズ進出に貢献しました。

ニューヨーク・ヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズではピンチの芽を摘み取るファインプレーを見せるなど、守備で活躍していたのでDRSトップも頷けます。

余談ではありますが、彼の父親は読売ジャイアンツでプレーした経験のあるミッキー・ブラントリーという選手です。


ARM+3.8

アンドリュー・ベニンテンディ(BOS)

外野手特有の指標であるARM、送球での貢献トップはボストン・レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディでした。

ベニンテンディは主にレッドソックスの2番打者として小技も使える優れた打者で、守備も非常に上手い部類の選手でしょう。

昨年まではジャッキー・ブラッドリーJr.とロサンゼルス・ドジャースに移籍したムーキー・ベッツと共に鉄壁の外野陣を形成しており、2018年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献しました。

元トッププロスペクトの評価を見ると、もう少し打撃力を伸ばせるんじゃないかと感じております。


中堅手

UZR+12.9 RngR+10.2

ハリソン・ベイダー(STL)

UZRとRngRの2部門でトップに立ったのはセントルイス・カージナルスのハリソン・ベイダーでした。カージナルスはこの企画の中でゴールドシュミット、ウォン、デヨンク、オズーナ、ベイダーと5人もの選手が選出されました。素晴らしい守備力を誇るチームですね。

ベイダーはMLBの中ではかなり小柄な部類ではありますが、センターの守備は非常に上手く投手陣たちも助けられる場面が多かったのではないでしょうか?

打力がネックであり、同じ外野手のデクスター・ファウラーがセンターに入るということもありましたが今季は打力でアピールしレギュラーを獲得してもらいたいです。


DRS+23

ビクター・ロブレス(WSH)

DRSでトップに立ったのはワシントン・ナショナルズのビクター・ロブレスでした。

ナショナルズファンである私からするとコレは非常に嬉しいですね。おめでとうロブレス。

ロブレスは今シーズン、守備でチームに非常に貢献しましたね。ポストシーズンでも彼の守備が光る場面が幾つもありました。

しかし元トッププロスペクトでアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.よりも上と評価されていた時期も知っているので、打撃面において物足りなさも感じています。

フルシーズンであれば.270 25HRは是非クリアしてもらいたいですし、チームの上位打線を今後担って欲しいですね。


ARM+6.9

ラモン・ラウレアーノ(OAK)

送球での指標トップに輝いたのはオークランド・アスレチックスのラモン・ラウレアーノです。この企画でアスレチックスも内野ではチャップマンやオルソンが選ばれていましたが、外野手にはラウレアーノが居るのは大きいですね。

彼の送球の素晴らしさは動画で見ても伝わる程の凄さですし、その象徴が昨季のエンジェルス戦で見せた大遠投じゃないでしょうか。アレは本当に目を疑いましたね。笑 凄過ぎます。

**↓ラウレアーノの大遠投

https://youtu.be/pEqupc0s9DY**

送球だけが素晴らしい訳ではなくて純粋な守備力を非常に高く、昨季は同僚であるマイク・ファイアーズのノーヒットノーランが進行中にジョーイ・ボットーのHRを奪い取りノーヒッター継続となり、ノーヒットノーランに大きな貢献をしました。


右翼手

UZR+12.9 RngR+6.0 ARM+5.2

ムーキー・ベッツ(現LAD)

UZR,RngR,ARMの3部門でトップに立ったのはゴールドグラブ賞を4年連続で獲得しているボストン・レッドソックスのムーキー・ベッツでした。納得の三冠ですね。

彼の右翼守備は世界最高クラスで、毎年守備指標でも非常に高い数値を叩き出しています。

2018年にはシーズンMVPを獲得し、1番打者としてレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献しました。

175cmとMLBの選手としては非常に小柄ではありますが、バスケットのダンクも出来るほど超人的な身体能力を誇り、野球が無いオフの時期にはプロボウラーという二足のわらじでもあります。

ベッツは恐らく何やらせても凄いタイプの天才型なのかなぁと思っています。笑(勿論努力はメチャクチャしてるでしょうが)

今季からは大型トレードで2018年にワールドシリーズで破ったロサンゼルス・ドジャースに移籍することになりましたが、開幕がまだ確定しておらず"ドジャースのベッツ"はほんの僅かしか見れないのかもしれません。


DRS+20

コディ・ベリンジャー(LAD)

DRSでトップに立ったのは昨年のナショナル・リーグMVP、ロサンゼルス・ドジャースのコディ・ベリンジャーでした。

2017年にMLBデビューを果たし、当時のナショナル・リーグ新人最多HRとなる39HRをマークしワールドシリーズ進出に貢献&新人王に輝くも翌年は2年目のジンクスに陥り成績が低下しました。

しかし昨年は開幕から絶好調で4月終了時点で打率は脅威の.431をマークし13HRもマークしました。

ドジャース史上初となるオールスター前に30HRを記録するなどして最終的には47HRを放ちシーズンMVPを獲得しましたね。

更にはファースト、ライト、センターと複数のポジションをハイレベルでこなしており守備での貢献度も非常に高いプレイヤーでもあります。地区シリーズではナショナルズも彼の好守に阻まれることが多々ありました。


RngR+6.0

ブライス・ハーパー(PHI)

打球処理による貢献、RngRの指標でベッツと同率1位だったのがフィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパーでした。

昨年ワシントン・ナショナルズからFAとなり13年$330M(約353億6600万円)という当時MLB史上最高額での契約を結びました。(約1週間でマイク・トラウトに約$100Mも上回られた模様)

FAになる前年のナショナルズ時代にはDRS-15/UZR-7.4/RngR-4.2と見てられないレベルで壊滅的でしたが、昨年はDRS+10/UZR+10.0/RngR+6.0と平均以上どころかゴールドグラブレベルにまで改善しました。

これを見てナショナルズファンの私は「コイツ絶対2018年ヤル気なかったろ。」とは思いましたね。シバいたろかn…


最後に

という訳でこの企画は終わりです。指標だけでの選出でしたが、割と皆さんの印象通りというか傍から見ても上手いと言われるような選手が選出されていたので信用度の高い指標なのかなと感じました。

ここまで見ていただいてありがとうございます(*`ω`*)

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