【MLB】あまり知られていない？史上唯一の記録たち。

2020年6月11日 19:37

MLBでオンリーワンの記録と言えば日本人だとイチローの10年連続200安打や1シーズン262安打などが思い浮かびますよね。

他にもリッキー・ヘンダーソンの1シーズン130盗塁&通算1406盗塁、バリー・ボンズの1シーズン73HRや232四球などは有名なところでしょう。

今回はあまり知られていないのでは？というMLB史上唯一の記録をまとめてみました。

シーズン打率4割&40HR

MLBの歴史で史上唯一の4割40HR達成者はカージナルスの伝説的なプレイヤーでもあり、初めて三冠王を複数回受賞したロジャース・ホーンスビーでした。

達成時のシーズン成績(1922年)
.401 42HR 152打点 17盗塁 OPS1.181

現在の野球とは大幅に異なる部分はありますが、末恐ろしい成績ですね。。笑彼が｢史上最高の二塁手｣と呼ばれるのも納得できる化け物っぷりです。

満塁弾は1試合に出るか出ないかレベルなのにも関わらず、それを1イニングで2度達成してしまった選手が居るですね。さらに1イニングで8打点というのも史上唯一の記録でした。

その選手は現在サンディエゴ・パドレスに所属するフェルナンド・タティスJr.の実父に当たるフェルナンド・タティスSr.です。

この記録は1999年の4月23日に達成された記録で、本人はこの後に｢起こったことが信じられない。俺はマグワイア(チームメイト)のようなパワーヒッターでもないからもう一本打てるなんて思ってなかった｣と話していました。

自身はパワーヒッターではないと話していたタティスSr.ですが、この年には打率.298 34HR 107打点と素晴らしい成績を残しています。

2者連続ホームランを同じ打者2人が別のイニングで再び達成するというだけでも確率は非常に低いのにも関わらず、同じイニングに再びとなると唯一の記録というのも納得ですね。

これは2002年のシアトル・マリナーズのマイク・キャメロンとブレッド・ブーンによる記録です。当時はイチローも在籍していましたね。

MLBでは特異な形の球場が多いことから日本よりかはランニングHR(インサイド・パークHR)の確率は高いですが、そもそもがかなり低いため滅多に起こりません。

そのランニングHRを2者連続で起こしたのがトビー・ハラーとバンプ・ウィルズという選手です。

1度ランニングHRが出ると嫌でも外野手の処理の意識は高まるでしょうし、2連続というのは天文学的な確率のように感じます。史上唯一らしい記録ですね。

主要タイトル系ではあまり有名ではないように感じたのがこの打点記録です。191打点という2シーズン通してでもそれなりに難易度の高い数を1シーズンで達成したのはハック・ウィルソンという選手です。

達成したシーズンの成績(1930年)
.356 56HR 191打点 3盗塁 OPS1.177

現在の野球であれば高確率で三冠王に輝いていたであろう成績ですね。打率もHRも申し分なく素晴らしいですが、この打点数はあまりにも常軌を逸してますね。笑

ウィルソンの191打点に最も近づいたのは何とこの翌年でした。その選手はニューヨーク・ヤンキースでベーブ・ルースらと共にマーダラーズ・ロウ(殺人打線)を形成したルー・ゲーリッグの185打点でした。

因みに元々シーズン打点記録を持っていたのもゲーリッグでした。(1927年に175打点)

非常に珍しいトリプルプレーを1試合で2度達成したのは1990年7月17日のミネソタ・ツインズでした。

因みにツインズは今年もトリプルプレーを達成していましたね。

1試合で19塁打という脅威の記録を達成したのはショーン・グリーンでした。

グリーンはMLBでも屈指の打者で、40HR以上を3度達成時、100打点以上も4度達成しています。

彼は敬虔なユダヤ教徒でもあり、記録や優勝がかかった試合でもヨム・キプル(贖罪の日と呼ばれ、ユダヤ教徒にとって最大の休日の一つ)には欠場していたそうです。

左右両打席でのホームランは年に1回あるかレベルですが、満塁弾というものに限定した場合には史上1人しか達成していません。

その達成者はビル・ミラーという選手でした。
2003年に達成しており、この年は首位打者にも輝いています。

しかし20HRを記録したシーズンは1度もなく、打率3割を超えたのは首位打者に輝いたこの年のみでした。

失礼な言い方にはなりますが、ある程度運というものもあったのではないでしょうかね。

MLBファンの皆様はもしかしたら全部知ってるわ！となるかもしれませんが、その辺はご了承ください。笑

また面白い唯一の記録があれば随時追加していきます。

ここまでご覧になっていただきありがとうございます( ^ω^ )

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