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2022/8/27(土) 日本・アメリカ競馬予想(日本時間)

 今回は日本から1レース、アメリカから2レースの計3レースを予想します。トラヴァーズSやそのアンダーカードの予想は夜に投稿する予定です。


3歳未勝利
日本・新潟2R
10:35 ダート1800m

◎15.アコークロー

 ここ数戦において後方からしぶとく伸びている◎アコークローを本命視する。出遅れ癖がありながらキックバックも苦手で、外枠の方が競馬しやすそう。ペースが速くなればなおチャンス。


チャールズタウンオークス(G3)
米・チャールズタウン競馬場11R
10:45(日本時間) ダート7ハロン

◎7.Midnight Stroll

 チャールズタウンクラシックSのアンダーカードだが、マイル未満の3歳牝馬限定ダート競走としてはテストS(G1)と並び北米最高賞金額を誇る重要なレースである。
 ◎はMidnight Stroll。デラウェアオークス(G3)で破ったメンバーがモンマスオークス(G3)3着馬Shotgun Hottieや、次走のアローワンスを快勝したMorning Matchaなどなかなか優秀だった。連勝を期待したい。
 エイコーンS(G1)2着馬Divine HuntressやCCAオークス(G1)4着馬のSocietyなど実績馬も出てくるが、今年のエイコーンSやCCAオークスはメンバーが軽かった感があり、ここは様子見したい。


チャールズタウンクラシックステークス(G2)
米・チャールズタウン競馬場12R
11:18(日本時間) ダート9ハロン

◎2.Mind Control
○4.Art Collector
▲7.Muad' dib

 コロナの影響により賞金が減額されていたチャールズタウンクラシックだが、今年は3年ぶりに総賞金100万ドルレースとして返り咲くこととなった。  
 毎年G2としては豪華なメンバーが集まるレースで、今年は特にそれが顕著な印象だ。昨年の覇者でウッドワードS(G1)やブルーグラスS(当時G2)の覇者でもあるArt Collectorや、2019年のアレンジャーキンスS(G1)勝ち馬で前走のサルヴァトールマイル(G3)も優勝したMind Control、今年のオークローンハンデ(G2)勝ち馬Last Samurai、チャールズタウン一筋で走り続け10戦10勝のMuad' dibなど、見逃し厳禁といった様相だ。
 本命は◎Mind Controlとした。前走サルヴァトールマイルでは並びかけてきたHot Rod Charlie相手に驚異的な勝負根性で差し返し1着という猛烈に熱い競馬だった。個人的に今年の上半期アメリカ競馬ベストレースとしてこのレースの名前を挙げたいくらいだ。(動画リンク) 勝ちタイムも極めて優秀で、7歳の今が全盛期といって良さそう。メンバーは強力だが、連勝を期待したい。出来れば先手を取りたい馬で、注目は先手争い。
 ○Art Collectorは実績上位の対抗格。サウジカップ大敗後から帰国初戦のアリダーS(リステッド)も難なく勝利しており、今回は更にパフォーマンスアップも見込めそうだ。Mind Controlと同じくこちらも逃げたい馬なので、繰り返しになるが先手争いに注目。
 ▲Muad' dibはウェストヴァージニア産馬で、地元チャールズタウンで11戦11勝という事実上のウェストヴァージニア競馬最強馬だ。チャールズタウンには牡馬の出走出来るグレードレースが1年のうちにこれしかないので、当然グレードレース初挑戦となる。日本で例えると佐賀産で佐賀競馬生え抜きの佐賀競馬最強馬が佐賀記念に挑むような図式(チャールズタウンクラシックは佐賀記念よりもかなり大きいレースだが)で、これは当然応援したくなる。タイム面も決して悪く無く、ニ強に肉薄する場面が見られても?距離は問題無し。

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