見出し画像

20200316mon. コブシの木 Magnolia kobus

20200316mon.

木が気になる。
気になる木がある。

街を歩いている時に、これは何の木だろう、と思う。
木に名札があると嬉しい。へー、これがコブシか。

名前を知って何をするわけでもないけれど、自分が好きだと思ったものの名前がわかるのはただそれだけで楽しい。

コブシの木 Magnolia kobus

「コブシ」という木があることは何となく知っていた。

コブシって木蓮の仲間なのか。

学名はMagnolia kobus
英名はKobushi magnolia

マグノリア。
聞いたことがある。ドラァグクイーンの名前にもなっていた。

Magnolia (マグノリア) はフランスのモンペリエの植物学者 Pierre Magnol (ピエール・マニョル) の名前にちなむ。モクレン属を指す。

マグノリアの言葉の響きから、もっと仰々しい意味を持つ言葉だと思っていた。Magnificent (マグニフィセント) のように。語源はどちらも Magnus (巨大な、偉大な) だろう。

マグニフィセント Magnificent
Magnificent マグニフィセント。壮大、偉大、豪奢、厳しい。
映画やドラマを見ていると、ちょくちょく出てくる。なんとなく知っている単語、なんとなく意味のわかる単語だった。この言葉のニュアンスを掴めるほどの使用例を知らないのに、マグヌセンというキャラクターを見て「これがマグニフィセントか」と思った。

ドラマ『シャーロック』にマグヌセン (Magnussen) という人物が登場する。サメのような男だとシャーロックは語る。この男にはどうやったって敵わない、そう感じさせる敵役。マグヌセンはまさにその名の通り「壮大」だった。途方もない高さの城壁のような人間だった。だから、私は「マグニフィセント」を偉大で恐ろしいもの、絶対に敵わない手も届かない存在、だと思っている。かるくググってみると、マグニフィセントは最上級の褒め言葉でもあるらしい。言葉のニュアンスは実際に使われる場面に遭遇しないとわからない。私の今のこの言葉への印象は今後、修正されるだろうか。

聞いたことがある、と思った言葉はマグニフィセントとマグヌセンだった。
モクレン属 が映画やドラマのセリフになるってなかなかレアだ。

ドラァグ名にマグノリアとつけるのはいいなぁと思う。木蓮の花。淡い色のおおぶりな花に、強そうな語感。シブい。

コブシ Kobusi Kobus

何の話だったかわからなくなってしまった。
英名のKobusiは和名のコブシに由来する。学名のKobusはラテン語風の表記。

Kobus で検索するとレイヨウが出てくる。

コブシの花期

もう一度、コブシに戻る。
コブシは早春 (3月- 5月) に花をつける。梢いっぱいに白い花が咲く。


もうすぐだ。

咲いてた。


同じ記事をwebsiteでも公開しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?