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永遠に煌めけ

1年前の11月12日、なにわ男子が『初心LOVE』でCDデビューを果たした。

CDショップや雑誌、とにかくありとあらゆるところで『なにわ男子』の文字を見るようになり、あぁ、ほんとにデビューするんだな…となぜかメンバーのような気持ちになっていたことを覚えている。

そんな私だが、なにわ男子のファン歴が長いというわけではない。あいにく昨年は受験生で、ほんとにチラ見程度であった。ただ友人の影響で昔から知っているメンバーが数人いただけで、『ファン』と名乗れるような立ち位置にはいなかったのである。

しかし今現在、私はなにわ男子のファンクラブに入会している。ほんと、人生何があるか分からないとはこういうことだ。あんなに『ジャニーズにはハマらない』と謎の決心を固めていた私の心を、彼らは一瞬にして動かしてしまった。そう考えると、少し悔しいとすら思ってしまう。でもそれ以上に、出会えて良かったとも思う。
彼らにしか出せない魅力と、彼らだからこそ与えられる幸せと、彼らから放たれるエネルギー。その全てが、我々の何気ない日常に、色をつけてくれる。
なにわ男子がいなかったら死んでしまうわけではないけれど、でもきっと、今よりはつまらない日常だったんだろうなとすら思う。そんなデビュー1周年の今日である。


そしてそんな彼たちの代表曲には『ダイヤモンドスマイル』という曲がある。その曲中に登場する『永遠に煌めけ』という歌詞。これがまた、私が大好きな言葉なのだ。

日々生活を送っているなかで、どうしても『永遠』なんて存在しないのだと思ってしまう場面がある。例えば、当たり前が当たり前でなくなった時、なにかの終わりを目の当たりにした時、どこか信じていた『永遠』という言葉を、憎く思うこともあるかもしれない。

それでも彼らが、『永遠に煌めけ』と、キラキラな衣装で、最高の笑顔で歌ってくれれば、『永遠を信じてもいいのかもしれない』という気持ちになる。それと同時に、アイドルの偉大さを感じる。たかが歌のワンフレーズ、されど歌のワンフレーズ、その一瞬で誰かの心を救っているのかもしれないなと思うと、本当にアイドルは偉大である。



きっとこれからこの日を迎える度に、同じことを考えてしまうだろうなと思う。そんなに深く考えなくてもよいことを考えたい日があってもいい。こんなポエムのようなnoteをつらつらと書いてしまう日があってもいい。
そう思わせてくれたのも全て彼らなのだ。



なにわ男子は、明日からデビュー2年目を迎える、らしい。時の流れは本当にはやい。私の勝手な我儘ではあるが、10年目も20年目も、ずっと7人で笑っていてほしいと思っている。永遠なんて存在しないと分かっていても、今日だけは、永遠を信じてみたいと思う。


7人がこれから歩む足跡のない未来も、永遠に煌めくものでありますように。

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