葬送のフリーレン1話

葬送のフリーレンの1話を課題に出したので、再度視聴。
「冒険の終わり」というタイトル通り勇者一行が魔王を討伐したところから物語がはじまる。
主人公は勇者ではなく、パーティの魔法使いフリーレン。
エルフという長寿の種族で、彼女の視点から人間の生命と社会を知ることになる。
勇者一行は解散し、勇者ヒンメルとも「いずれ会おう」と約束して別れる。
フリーレンにとっては魔王討伐も長い時間の中の事件の一つに過ぎない。
各地を回って勇者ヒンメルに会った時には、彼は年老いて寿命間近だった。
勇者一行は再び集まって「50年に一度だけ見れる流星群」を見る旅に出る。
それは、かつての冒険の旅に見た時にフリーレンが「もっと綺麗に見れる場所を知っている」という約束をした場所への旅だった。
勇者ヒンメル、魔法使いフリーレン、僧侶ハイター、戦士ハイターは無事に流星群を見ることが出来た。
寿命間近のヒンメルにとっては死出の旅であったが、最後まで若い時と同じで瞳は澄み切っていた。、
やがてヒンメルは亡くなり、たくさんの人に惜しまれながら葬儀が終わった。
そこでフリーレンは、はじめてヒンメルを永遠に喪ったこと知り、葬儀中には流さなかった涙を落した。
ヒンメルは生涯独身で、心の底にはフリーレンがいた。
フリーレンにとってもヒンメルは大事な存在ではあったが、その感情を理解できないでいた。
勇者たちの冒険は終わり、フリーレンの心の旅がはじまる。
美しい背景やBGMや演出も素晴らしいが、原作通りに静かなはじまり。
今の作品の作り的に、すぐに急展開にもっていかないと視聴者はついていかないことが多い。
しかし、フリーレンは多くの人の支持を得ている。
口コミの力も強いから「このあとに絶対面白い展開が待っている」という保証も強いが、それだけではない。
というところで、つづきは明日に書こう。

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