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ミッションインユニバーシティ。

ミッションインポッシブル観たことない。トム今来日してますね。
好きなスパイ映画は『裏切りのサーカス』と『キングスマン』。
英国俳優が好き、いつも心にスコーンです。

今回は、毎日通っている大学内で自分だけが知っている○○な場所を探し記事を書くというミッションが我々受講生に発令されました。

私が決めた○○は以下です。ドン!

🍥半チャ的アートな場所

一つ目、学舎の窓と階段のある景色。

車の位置も見事です。

我が校は村野藤吾氏の美しい建築で溢れています。

斜面を走る階段を登り教室へと向かうのですが、足を止め振り返るとある景色です。階段を覆う白い屋根が建物の窓に映り込み、シンメトリーの世界が空へと続いていくように見えるのです。

美しいです。
シンメトリーは美の基本ですが、やはりその強い画からは逃れられません。

ちなみに自分はウェス・アンダーソン監督の映画『グランド・ブダペスト・ホテル』が大好きなのですが、めくるめくシンメトリーの世界に溺れたい方は是非。監督最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』なんてもはや映画と呼んで良いのか。またどこかで映画の話をしたいです。

二つ目、美術部の部室。

エアコンを最後に掃除したのはいつなのか、誰も知らない。

次は、これ自体がアートという訳ではなく、アートが生まれる場所という角度で選抜しました。

作品が写り込まないように撮ったので物置のように見えますが、足の踏み場はあります。どこに何があるのか完璧に把握している者はいない、謎めいた部屋です。ここへ向かう石の階段には沢山大きい蟻が歩いています。大きい蟻を見ると、小学生の時に森林学舎見た大きい蛙を思い出します。虫が苦手なので山は嫌いですが、山にいるめちゃくちゃでかい蛙は大好きです。

最後に三つ目、の前にまずはこちらの映像をご覧ください。

……お分かりいただけただろうか。

三つ目、ミニ石膏像。

小さい。

図書館のB階段、2階から中3階へ向かう道中にいます。

存在は入学当初から認識していたのですが、正確な場所は分からず、捜索するも一度は見つけられませんでした。別の授業の課題に使うため写真が撮りたかったのに。その課題も今回のように、あるお題に沿った写真を学内で撮ってくるというものでした。

なんと図書館の方に聞くと奴のことは誰一人知らず、でも確かに見たはずなんです!何度も!と訴えるも、側からみれば職員さんを困らせている虚言症。なんだか怖くて逃げるように帰りました。

自分の記憶はとうに信じられなくなっていました。

しかし後日その課題の公開フィードバックが行われ、驚愕しました。その中にあるではないか!あの胸像が。私は慌ててその画像を押さえ、図書館に駆け込み図書館の皆さんに見せました。皆さん大変驚かれていました。とりあえず妄想を吐き散らしている不審者でないことが証明できたので満足でした。

そして数日後、図書館を利用していると受付の方に声を掛けられました。そしてメモを見せながら、話してくださいました。

なんということでしょう。

奴の正確な居場所を突き止め、わざわざ教えてくださったのです!

私も勉強になりましたと、笑顔で言ってくださったあの瞬間を忘れられません。

しかしながら、なぜがあそこにいるのか、それは依然として謎に包まれたままです。
あなたの家にも奴がいるかもしれませんね🍥