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聖NS学園14

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羽菜
「来たーーーーっ!」

やってきたやってきたやってきたっー!

この学園、初めての行事、すたフェスだーっ!!!

教室スターコンテストして、全校生徒の願い事を書いた短冊を織姫と彦星が飾って・・・

楽しみ過ぎる・・・!


来翔
「羽菜…何してるの…?校門のど真ん中で叫んで…」

私が妄想をしていると来翔先輩が話しかけてきた。

た、たしかに校門のど真ん中で叫んでるとかやばいやつかも…

羽菜
「えへへ・・・楽しみなので・・・」

私はテヘペロとでも言うように舌をだした。

来翔
「まあ今日は一日中すたフェスの準備だしね。」

今日で教室の飾りを完成させるんだ!

羽菜
「あと!今日織姫と彦星を決めるらしいですよ!」

織姫と彦星に選ばれた人はすたフェスの進行、メインである短冊をかけたりと色々忙しい。

織姫と彦星は全校生徒のなかから投票で決まる。

来翔
「まあ誰になるか予想はつくけどね・・・」

私は姫先輩と陽太先輩を思い浮かべた。

来翔
「ほら、羽菜いくよ。遅刻するぞ~」

羽菜
「あ、はーい!!」

よーし!頑張るぞ~!

1-1教室

羽菜
「よーし!早速やっていこ~!」

私は黒板の前に立っていった。


「なにかこんな風にしたい~とかあったら言ってください。」

ちなみに田沼さんも実行委員なんだ!

お願いしたらOKしてくれたんだ。

神様・・・!

画御
「はい。」

画御がてを挙げた。


「どうぞ。」

画御
「私は黒板アートとかあったらいいなと思います。」

羽菜
「黒板アート!いいね!」

クラスメイト
「確かに・・・でもむずそう・・・」

そんな声もある。

羽菜
「大丈夫!練習すればいいよ!」

画御
「凄い黒板アートが出来ればきっと一位に近づくと思います。」

うんうん!

すると田沼さんが言った。


「もしやるなら、私が教えることも出来ます。私、実はグラフィックとかも結構経験があります。」

羽菜
「え”?凄っ!」


「だから黒板アートは実現できると思います。」

私はあっけにとられた。

羽菜
「な、なるほどー!黒板アートでいいと思う人!」

クラスの大半が手を挙げた。

羽菜
「よーし!黒板アートで決定!みんなー!黒板アート頑張ろー!」


「その他の飾り付けも考えないと、」

羽菜
「あ、それはバルーンアートがいいなって思ってたんだけど、どうかな?」


「バルーンなら準備に時間もかからないし、膨らませるだけだからね。」

画御が手を挙げた。

画御
「あ!ならすたフェスだからさ!星メインのバルーンがいいと思うよ!」

ナイスアイデア!

羽菜
「OK!バルーンなら多分予算あまるから他のもできると思う!」

羽菜
「じゃあみんなで始めよー!」
二年生

来翔
「よーし。ある程度のデザインが決まったから早速始めるかー」

来翔は黒板の前に立って言った。

戳紅
「来翔ー買い出ししてきたよー」

ドアから声がした。

戳紅が買い出しから戻ってきたらしい。

来翔
「おーお疲れー天井の飾り付けの材料はこれで足りる?」

飛蝉 美々子
「うーんたぶん大丈夫だと思う。足りなかったら私が買ってくるから~」

と飾り付け担当の美々子は言う。

来翔
「美々子は頼もしいなあ。じゃあ、足りないならよろしく頼む!」

するとどこからか声がした。

東雲 紫音
「飾り付けを10個以上作るなら足りないかと思います」

彼女がそう言うと3人は驚く。

来翔
「え、誰・・・?」

来翔は戳紅に耳打ちする。

戳紅はためらいもなく、さらっと答える。

戳紅
「東雲紫音さんだよ。不登校でほとんど学校に来ないけど美人で学園トップの頭脳を持ってるとかって言う噂があるの。」

来翔
「へー。」

美々子は紫音にこう言う。

美々子
「東雲さん。今日来てたんだね!」

美々子と紫音は知り合いらしい。

紫音
「文化祭の準備くらい行きなさいって親がうるさいから・・・」

紫音は気だるい表情をした。

美々子
「ふーん、で、あとどれくらい材料必要?」

紫音
「あと2セットぐらいなので、私が買い出ししてきます。」

紫音は立ち上がり、教室を出る。

美々子
「あ、まって!私が行くよー!」
美々子が追いかけようと教室の外に出るが、もう

紫音はいなかった。

美々子は頭を抱えて言った。

美々子
「見失った〜!」

来翔
「まあ、1人でも大丈夫じゃないか?」

来翔は美々子の肩に手を乗せて言う。

戳紅
「美々子ちゃんは知り合いなの?」

戳紅は美々子に言う。

美々子
「いや?初めて話したけど。」

なんてこともないような顔で美々子は言った。

2人は驚いた。

来翔
「初対面なの!?あれで!?」

戳紅
「すご…」

すると教室の奥の方から声がした。

クラスメイト
「おーい!ビニールテープ切る人の人手が足りないよー!」

クラスメイトが言った。

来翔
「え!?マジか!どうしよう!」

もうあいている人はいない。

その時。


「行ってこよっか?」

京がそう言った。

魔朱
「私も手伝うよ!」

2人とも、役割があるはずなのに…

来翔
「い、いいの!?」


「うん。こっちはもう終わるしー。」

2人は快く引き受けてくれた。

戳紅
「マジ神!ありがとう!」

ビニールテープは京がカットしてくれて、
魔朱が天井に貼り付けてくれた。

下校時間が近いてくるにつれ、どんどん教室は素敵な空間になっていた。


「これが普段の教室だとは思わないな!」

魔朱
「うんうん!すごい素敵な空間になってる!」

来翔
「おっしゃーっ!ほぼ完成だ!」

戳紅
「間に合ってよかった…!」

クラスみんなで頑張ったすたフェス。

明日はいよいよ本番。

来翔
「明日も頑張るぞー!」

クラス
「おー!」

あとがき
こんにちはー!
あとがきを久しぶりに書いた気がします!
今回は新キャラが結構出ました!
この話は(すたフェスのお話)七夕の日に出しきりたかったので、
かなり暖めてました!www

なので、文字数がえげつないですww
少しずつ読むことをおすすめしますww

また明日も新しい話を書くので、応援よろしくお願いします!









最後まで、見てくれてありがとうございます! 皆さんのスキやコメントはハナの原動力になってます! 是非コメント、スキお願いします!(*´▽`*)