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私が3年かけて宅地建物取引士を取るまで

1.宅地建物取引士とは

みなさん、いきなりですが、宅地建物取引士ってご存知でしょうか?

宅地建物取引士とは、毎年20万人前後の受験者数を誇る最大規模の国家資格です。宅建とは、不動産取引の専門家(宅建士)を示す資格です。宅建士だけに許された独占業務として、「重要事項の説明」や「35条書面(重要事項書面)への記名」「37条書面への記名」などがあります。

https://www.tac-school.co.jp/kouza_takken/takken_sk_idx.html

独占業務があることから、転職やキャリアアップに有利とされ、会社によっては資格手当がでるところもあります。

私が務める会社でも、宅建資格の取得がマストとされ、入社から3年間宅建試験に挑戦し続けていたのですが、見事に2年連続玉砕。
一念発起した昨年は、今までの学習方法を見直し、見事合格を勝ち取ることができました。
今回の記事では、よかった勉強法、ダメだった勉強法を振り返ってみたいと思います!

2.勉強法

①過去問を解きまくる
王道ではありますが、落ちた2年はこれが圧倒的に足りていませんでした。
下記の過去問をアマゾンで買い、12年分×5回=60回臨みました。

60回も過去問を解くことによって宅建試験でのひっかけ問題のコツや癖などが分かってきます。宅建試験は、数多くの受験生をふるい落とさなければいけない試験なので、重箱の隅をつつくような問題が多数出題されます。
そういった問題への耐性づくりといった意味において、過去問を解きまくることは非常に有効です。

勿論、過去問をただ解けばいいわけではなく、暗記しなければならないものが多いのも事実です。
ただ、過去問を解き、復習を繰り返すことで必然的にそれらは身に付きます

②Youtube吉野塾を見まくる
ある程度は、自分で参考書を読み概略を理解することも重要です。
しかし先述した通り、宅建試験は非常に細かい点まで聞かれるため、ポイントを押さえた学習が重要となってきます。
そんな時に有効なのが、Youtubeを使った学習です。
宅建試験をテーマに、重要テーマについて解説したYoutubeアカウントは多数ありますが、その中でもオススメは吉野塾です。
重点テーマについては、無料で公開されているため、手軽に視聴可能です。
吉野先生の明瞭な説明はとても分かりやすく、通学中や散歩中などにもYoutubeのオフライン動画に保存して聞くようにしていました。

また、過去問だけではなく実践的な模試にも挑戦しておきたかったので、昨年は吉野塾の500円ワンコイン模試を何度か購入し学習しました。(※外部模試などは数千円します。)

また、10月の試験直前に行われる2時間生LIVEでは、今年の出題予想や重点分野の解説をしてくださり、これが非常に役に立ちます!
(私と一緒に旦那も記念受験をしたのですが、この2時間講義と通勤時間の学習のみで合格を勝ち取りました。。)

③教科書を読んで終わらせない
ダメな勉強法の代名詞ともいえますが、教科書をただ読むのは時間の無駄です。
内容を理解するためには、問題を解かなければ記憶として定着しません。
過去の私は教科書を読むことに満足し、問題演習をおろそかにした結果、まったく内容が頭に入っていないという燦燦たる状態でした。
時間が無い人も、余裕がある人も、まず行うべきは問題演習です。そのあと、わからない点を教科書に立ち返って学べばいいのです。
正直私は頭でこれをわかっていつつも、一番最初の問題演習は解けない問題ばかりで、苦しいです
ただ、解き進めていくうちにだんだんと分かってきますし、苦しいのは最初だけです!

3.勉強スケジュール

2年間の蓄積もあったことから、正直余裕をこいていた部分もあるのですが、大まかな勉強スケジュールは下記の通りです。

7月~9月半ば
問題演習→復習→参考書の繰り返し
苦手な項目についてはYouTubeで勉強
(受験1年目は某通信教材を使って勉強したのですが、私にはYoutubeのほうが分かりやすくあってました。)

9月半ば~10月
過去問を一通りやり終えたので模試にも挑戦
(最初は20点台続出で心が折れる)

10月~試験まで
模試で高得点を出せるようになり自信がつく
暇があれば吉野塾などのYouTubeを見る
苦手な暗記項目はトイレに張り紙(その他の権利関係あたり)
この時期は、土日はカフェにいってひたすら勉強してました

4.結果


2年落ち続けた結果、勉強法を見直し(そんな大それたことではないですが、、)無事昨年宅建試験に合格することができました。

試験勉強は、楽しい部分もあれど、やはりつらいものです。
今年は別の資格試験に挑戦中(不動産関係)なのですが、今までの反省を活かしつつ、効率よく合格を目指していきたいと思います♪





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