見出し画像

1年間◯◯禁止生活をやってみる。

Youtuberの
はじめしゃちょーが
よくやっている
1年間◯◯禁止生活。

彼はいつも何かしら
自分へ良い影響を与える
目的を持って、

禁止生活の内容を
定めているそうだ。

ならば、私も
ちょっとだけ
自分のために挑戦したい
禁止生活がある。

それはズバリ、
「LINE禁止生活」である。

私はLINEが
頗る苦手なのだが、

だからと言って
いつでも辞められる
わけではないもの、

それがLINEだろう。

公私共に生活の中へ
落とし込まれ過ぎていて、
身を引くには
タイミングが必要だ。

そして私は
あと数ヶ月で、

その貴重な「タイミング」を
迎える予定なのだ。

今までは
両親に引き留められて
LINEからリタイア
できなかったけれど、

今度こそ私のために
リタイアしたい。
まずは1年間で良いから
試してみたい。

それが可能な時が
やっと訪れる。
この機を逃すまい。


私の場合、
LINEが苦手な理由は
2つある。

一、情報が多すぎるから

LINEはSNSだから、
他人と情報を共有することに
重きを置くサービスだ。

単なる連絡手段ではない。

というか、
LINEはSNSでないと
採算が合わないサービス
なのだと思う。

ゆえに、連絡手段としては、
情報が多すぎる。

プロフもホームも既読も
私からすれば必要ない。

ニュースもタイムラインも
必要ない。

情報過多だ。

気にしいな私は
何をするにも
考慮要素が多くて疲れ果てる。

そこまでつぶさな
他人の情報なんて
全く必要ないのに、

日々の必要な連絡をする度、
無理やり視界へ
ねじ込まれている感覚だ。

この地獄から
私は抜け出したい。

私はSNSで
リアルな人間関係のある人と
繋がることに向いていない。

インスタもツイッターも
全部全部、
リアルを取り込んだことで
全く楽しめなくなった。

自由な創作ができない。
自由な情報収集もできない。

そんな空間に
成り下がったネットに
私は価値を見出せなかった。

見い出そうと
何回も努力してきたけれど、
どうしてもダメで、

リアルを排除した
現実とは全く別世界のネット
しか楽しめなかった。

こんなに挑戦してダメなら、
もう諦めたって良いだろう
と思う。

LINEがSNSである以上、
そこへリアルを持ち込むのは
もう辞めたいのだ。


一、コミュニケーションに制限がないから

もうひとつの
私がLINEを苦手になる理由。

それは、コミュニケーションが
無尽蔵であることだ。

LINEは基本的に
無料で使える。

文字もスタンプも
単なる電話も
テレビ電話も。

どれだけやったって、
全部全部「無料」だ。

だから制限がない。

これがものすごく
私にはキツく感じる。

LINEが当たり前に
なったからなのか
何なのか、
定かではないけれど、

当たり前に想定される
コミュニケーションの量が
馬鹿みたいに
増えていると私は思う。

遠方の友人との交流は、
当然にテレビ電話。

普通の電話だって、
女子相手なら延々に続く。

引き際がわからなくても
止まるキッカケがない。

何より、「可能なのに
なぜやらない?」

という疑問に晒されるのが、
いちいち悲しく、
そしてプレッシャーだ。

最初から無理だったり、
多少なりとも
お金がかかったりすれば、

きっとみんな
そんな事は
聞いて来ない。

少なくとも
無尽蔵な交流には
ならない気がする。

無制限なコミュニケーションが
可能だからこそ、

敢えてそれをしない挙動に
理由が必要なのだ。

私は誰かとの予定で
時間をいっぱいにする
タイプではない。

だから、交流を制限する
理由を説明するのに
いちいち困る。

一人で考え事をする時間が
他人より多く必要なだけだが、
理解されにくい。

ゆえに、言葉を選びまくって
なんとか理由を説明する。

それに疲れて黙っていると、

暗黙のうちに
理由を勘繰られる。

そして、
遠ざけているかのように
思われるのだ。

そんな事ないのに。
十分仲良くいるつもりなのに。

そうするうち
多くの友人関係は、

私の感覚とは
不釣り合いなものへ
変わり果てて行った。

私が抱いているよりずっと
相手に親しみがないように
みんなには映るらしい。

距離があるかのように
思われて、何も縮まない。

頑張って関わったって、
結局は足りなかった。

みんなは私が思うより
遠くて遠い。

私の親しみは
何も伝わってなかった。

もうこの乖離の連鎖から、
良い加減、
抜け出したいのである。

沢山つながっても
平気な人との関係は
もう諦める。

もうそれで良い。
無理して交流したって、
誰も本当のところでは
喜ばなかった。

もう何の貢物もなしに
仲良しの線を
侵したりしないから、

伝わらないならせめて、
感じてしまう
プレッシャーから逃れたい。

私が寂しがりで
神経質なだけかと
思っていたけれど、

そう思っていても
何ひとつ改善しなかった。

ならば、単純に方法が
合っていないだけだと
思ったって、

もう強がりとは
言えないだろう。


以上の2つが
私のLINEが苦手な理由だ。


「1年間LINE禁止生活」と
銘打って宣言しないと
勇気が出て来ないほど、

手放す便利さも
大きいLINEだが、

断つことで見えてくる
自分なりの交流のカタチも
あると私は思っている。


これからは、
「LINE持ってない」の一言が、

私と同じような
コミュニケーション量で、

私と同じぐらいの
親しみを抱ける人との縁を
引き寄せる

目印のような
試金石のような存在に
なってくれたら
良いのになと思う。

そう上手くは
行かないだろうか?

単純に他人から
遠のくだけだろうか?

「きっとそんな事はない」が、

やった事がないから
本当のところはわからない。

でも私は、みんながみんな
「無料」がもたらす
途方もない交流を

本当に望んでいるとは
思えない。

今までの私のように、

「必要だから」と思って
知らず知らずのうちに
従ってきた迷子の人が
一定数はいると思っている。

だからきっと大丈夫。

私の量と方法でも
きっと仲間は作れる。

決して独りぼっちで
いたいわけではない自分に
そう言い聞かせつつ、

LINEから1年間
とんずらしようと考えている
私なのでした。


ではでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?