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有馬記念、祝ドウデュース!

2023年の有馬記念、
当日はテレビ観戦できました。

武豊騎手とのタッグが
ようやく実現してのドウデュース勝利!

スターズオンアースは
前走同様の飛躍を見せて2着に入り、

このレースで引退の
タイトルホルダーが3着。

ジャスティンパレスは、
1番人気に恥じない圧巻の追い込みを披露するも、
タイトルホルダーに
あと少し及ばす4着でした。

なかなかバランスの取れた結果で
ストーリー性も高く、
賭けずに観ている者としては
非常に楽しく良いレースだった印象。

エンタメとしての付加価値は
とても大きかったと思います。


さて、私がレース前に
注目して調べていたのは、

16番のスターズオンアースと
15番のスルーセブンシーズ、
そして、1番のソールオリエンスでした。

あと、これが引退レースとなる
タイトルホルダーに
応援の気持ちを持って観戦に臨みました。


その後、結果を振り返って、
最も意外だったのは
スルーセブンシーズの不発です。

以下、初心者による勉強記録も兼ねて
レース前の分析と結果を
比較していきます。



まずは、スターズオンアース。

前走のジャパンCで
大外から先行して良い結果を出しており、
鞍上も安心の主戦ルメール騎手。

前走と距離も大きく変わらないし、

ルメール騎手が頭を抱える大外とはいえ
以前と同じ勝ち方ができるかなと考察しました。

ただ一点、阪神や東京をメインに
戦ってきた馬だったので、

アップダウンの激しい中山競馬場でも
結果を出せるか否かだけが不安材料でした。

実際のレース運びは、
スタートを無事に決めた後にぶっ放して先行。
やはり前走と同じ勝負の仕方でしたね。

ジャパンCを彷彿とさせる極端な走りに
ファンは湧いたのではないでしょうか。

最後はドウデュースに競り負けて
2着となりましたが、
勝ち方にバリエーションがある点、
改めて能力の高い馬なんだなと思いました。

また、ルメール騎手が
「ドウデュースとの勝負だよ!負けちゃダメ!」
といった踏ん張りどころのタイミングで
鞭をふるい始めたのも印象的でした。

個人的に「才能大で3歳頃がピーク」の印象が強い
ドゥラメンテ産駒なのですが、

彼女には、5歳となる来年も勢い衰えず、
古馬のG1Vを果たしてくれると嬉しいです。


次に、スルーセブンシーズ。

中山でも最後に伸びるレースができる程
タフな印象だったので、
コースや距離的な問題はないと感じていました。

ただ、この馬には
確立された勝ち方があって、

後方で溜めた脚を直線のスパートで使う
という得意な展開に持ち込めるか否かが
最大のカギと予想。

そこで、他の馬の脚質を軽く調べたところ、
中央から外めに前方馬が多くいたので、

彼女が良いスタートを切り過ぎなければ、
横並びの馬群は前へ抜けてくれて、

割と不利なく後方の良い位置につき
いつも通りの勝ち方ができそうだと
思いました。

そして、いざ迎えた本レース。

程々のスタートを切り、
大外から被さって後方の良い位置をゲット。

その後も彼女の勝てる展開に見え、
「スルーセブンシーズも来るかもしれん!」
と道中には期待の声を上げていました。

がしかし、坂をもろともしない
あの強烈な最後のスパートがかからず。

結果は、12着でした。

あまりに予想外の大敗だったので、
不思議に思い
レース直後のコメントを漁ってみると、

▼12着スルーセブンシーズ(池添)返し馬のフットワークは良かったけど、気負っている感じがあった。力んだ分エンジンをふかすことができなかった。距離も少し長かったかな。

「【有馬記念】戦いを終えて」スポニチAnnex

とのこと。

確かに、有馬記念は2500mで、
凱旋門賞の2400mからは
100mの延長です。

「そうか、力んでたのか」
「100mの差ってやっぱり大きいの?」
「2400mって中長の境目になる距離だから、
 そのラインを超えるか否かって
 100mでも重要なのかな?」

なんて色々考えました。
が、内心あまり納得しておらず。

そして先日、彼女は骨折が判明し
現役を引退するニュースを発見。

凱旋門賞4着で沸かせてくれた馬が
怪我をして引退は、ちょっと残念でした。。

距離が原因か、体調が原因か。
細かい因果関係は不明ですが、

勝てる展開で結果が出ない事には、
それなりの訳があると知りました。

まずは無事に回復することを願います。


さて、最後は、ソールオリエンス。

抽選会で最内を獲得し
目立っていたので注目して下調べしました。

戦績をみる限り、
中山競馬場には慣れていそうで
コース的な問題はなさそう。

しかし、後方から攻めるこの馬が
最内に入ったのはイマイチな予感がしました。

特に、中央から外めに前方へ行く馬が多い
と気づいて以降は、

スタートの勢いを殺さないと
前方につけたい馬達が外から被さってきて、
後方ですらない位置の内側に
閉じ込められそうだなと想像しました。

(少なくともゲーム上では
そうなってしまう傾向が強い)

加えて、ある程度は
スタートの勢いを殺さずに使えた方が、
中盤スピードを維持するだけで良くなり
体力を温存しやすいはずです。

少なくとも自分の陸上経験では
その印象が大。

ならば、最内なのに
控えめなスタートを切る事になりそうな
ソールオリエンスは、

体力的な不利が多くて
難しそうだと判断しました。

同じ中山の最内で優勝した皐月賞の事も
よく語られていましたが、

500mの距離延長は、
体力の成長を加味しても
あまり参考にならないかなと
個人的には思いました。

迎えた実際のレース。

やはりスタートを抑えて
不利なく後方につく流れが
選択されていました。

しかし、直線で伸びきれず8着。

まだ3歳なので
結果はどうであれ来年に期待ですが、

もしも中央ぐらいの枠を引いていたら、
スタートの勢いを馬に任せたとしても
他が自然と前へ抜けてくれて良い位置につき、
直線を伸ばす体力を残せたかなあ、

なんて勝手に思うでした。

(競馬初心者の妄想なので悪しからず!)


さて、私の事前分析と結果の比較は以上です。


とにもかくにも、

武豊騎手とドウデュース、
念願のコンビで優勝おめでとうございます!

そして、めっちゃ直前ですが、
(1時間、時計の針を間違えてた泣)

今年を締めるホープフルSは、
シンエンペラーを推します!

理由は、インスタで見た
仮装パドック!
筋肉のつき方や張り等の体格に
期待が湧きました!

こちらも楽しむぜいっ!


ではでは。

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