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思想のカケラ

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ふと思ったことや、考えたこと、感じたことのカケラを集めています。エッセイというものに成形する前のアイデアとつぶやき的なもの。
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記事一覧

読みたい本を書けばいい

文章を書くのが好きなら、一生に一度は自分の本を出版してみたいと思うのではないでしょうか。

ちょっと前であれば、本を出版するなんて、しようと思ってカンタンにできるものではありませんでしたね。ところが今は、アマゾンのKindle本という形で、誰でも無料で本を出すことができます。

ただし、本を出版することと、本が売れることは別の話。売れる本を出したいなら、それなりの戦略と書き方で本を書かなくちゃ…

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夫の知人が亡くなりました

夫の知人が亡くなりました

夫の関係しているプロジェクトがアフリカで進行中、参加者の一人が遺体で発見されました。

プロジェクトは、アフリカのある宿泊施設で行われていたのですが、その中の一人の方が、今朝亡くなっていることが判明しました。

その場にいたチームのみなさん、夫の同僚はみな動揺しています。

病死だったのですが、その男性は60代。 医療制度が整っていないアフリカとはいえ、まだまだ若い年です。

事務的な手続き

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なんでもそうだけど、思いついたときに早めに始めとく方がいい

なんでもそうだけど、思いついたときに早めに始めとく方がいい

むかし作ったブログの評価が上がってきている気がする、というような記事を書いた。

https://hanagardener.hatenablog.jp/entry/2020/01/31/061634

昨日、友人と飲みに行って、少し久しぶりに話をした。彼女はそろそろリタイアを考える年齢で、リタイア後の生活の一部として、自分でサイトを運営してみたいという。
彼女はプロの写真家で、画像をメインとしたサ

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愛する人を抱くように演奏する

愛する人を抱くように演奏する

アルゼンチンに「アルパ」というハープがあります。むかし、知り合いにこのアルパ奏者がいて、彼がいうには「ボクは女性を抱くようにアルパを弾くんだ」と。

ハープ、日本語では竪琴というのでしょうか。椅子に腰かけた女性がサラサラと弦をはじいて演奏するイメージがあるかもしれません。

アルゼンチンハープ「アルパ」は西洋ハープに比べると大きくて、彼はいつも立った状態で弾いていました。アルパのボディを抱くように

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かなしいひと — a sad lizard

かなしいひと — a sad lizard

男はかなしい
女もかなしい

黒い猫はかなしい
紅のトカゲもかなしい

あなたはかなしいか
わたしはかなしいか

人はかなしい
人生はかなしい

a man is sad
a woman is sad too

a black cat is sad
a red lizard is sad too

are you sad?
am I sad?

people are sad
life is sad

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変身願望

変身願望

むかし住んでいた家の庭に、山椒の低木がありました。

専門家にいわせればアゲハ蝶はたくさんの種類があるのでひとまとめにしてしまうのはどうかと思われますが、私の知っているアゲハ蝶は山椒の葉の裏側に卵を産みます。それで、庭にあった山椒の木の葉っぱをめくっては、蝶が卵を産んでいないか確認するのが好きでした。

ある日、山椒の木に青虫を見つけました。これはアゲハ蝶の幼虫に違いないと思って、採取して昆虫を飼

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愛する人を抱くように演奏する

愛する人を抱くように演奏する

アルゼンチンに「アルパ」というハープがあります。むかし、知り合いにこのアルパ奏者がいて、彼がいうには「ボクは女性を抱くようにアルパを弾くんだ」と。

ハープ、日本語では竪琴というのでしょうか。椅子に腰かけた女性がサラサラと弦をはじいて演奏するイメージがあるかもしれません。

アルゼンチンハープ「アルパ」は西洋ハープに比べると大きくて、彼はいつも立った状態で弾いていました。アルパのボディを抱くように

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詩を書くならMediumしかないんじゃないかと思う理由

詩を書くならMediumしかないんじゃないかと思う理由

ふだん、Mediumというプラットフォームを使って書いています。Mediumはアメリカ発祥の文章投稿サービスですが、いろいろあるトピックの中でも、ライターさんに人気の高いカテゴリーが詩(Poetry)です。

Mediumのトップページから英語でPoetryと検索すれば、どれだけホットなトピックかということは一目瞭然です。

ライターさんのプロフィールにも詩人(Poet)と書いている人は非常に多い

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私はどこから来てどこへ向かうのか

私はどこから来てどこへ向かうのか

空想に夢中になる子供だった。

庭には、祖父がていねいに育てていたクチナシの花があり、むせかえるようなニオイを放っていた。私はその匂いが大嫌いで、いつもクチナシの近くに行くときは息を止めなくてはならなかった。

ヒステリー気味な母とギャンブル好きな父を持ち、小学校2年生のときに両親が不仲だということを確信した。幻をよく見るようになり、悪夢が怖くて夜眠れない子供になった。

頭が痛くなるようなクチナ

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日本語の詩や俳句/短歌を英語に翻訳するサービス始めました。

日本語の詩や俳句/短歌を英語に翻訳するサービス始めました。

Mediumというプラットフォームで日本語と英語による詩・俳句・短歌を書いています。日本語の俳句と英語のHaikuは若干異なっていますが、日本語と英語の二つの言語で同時に上手く成立するように作成しています。

それで、今回試しにはじめてみたのが、日本語で書かれた詩や俳句、短歌を英語に翻訳するお仕事です。ココナラを介して受け付けておりますので、興味がある方はご覧ください。

俳句や短歌は日本発祥の文

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なんで私の読者は私の文章を読みに来るのか

なんで私の読者は私の文章を読みに来るのか

私は以前、日系レストランのマーケティングに携わっていました。まあ、マーケティングといっても、極端な人で不足で何から何までいろんな仕事を任されたうちの一つがマーケティングだったわけですが。
レストランやバーとか、ホテルとか、そういう客商売は、どれだけ常連のファンがついているかどうかで経営が左右されます。当然ながら、多くの常連さん(固定客)を持っているお店の方が、商売はやりやすいし、新規顧客獲得のため

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【読書の秋!】期間限定で無料公開やってます

【読書の秋!】期間限定で無料公開やってます

秋の夜長を読書で、、、という方も多いかと思いますが、みなさん、読んでますか?

私はここ数年、紙の本を読む機会はめっきり少なくなって、オンラインでばかり読んでます。オンラインで読める文章は、ますます増えてきて、読みたいものに対して実際の読書量が追い付ていないのが実情ですが...

それはともかく。

Mediumの有料会員でない方に、制限なく読んでいただく企画として、シルバーウィーク特別期間限定無

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告知:Mediumで連休企画やるよ!

告知:Mediumで連休企画やるよ!

日本は本当に祝日が多い、、、というか、こんなに連休ばかり設定する前に、ちゃんと有給とれるようにすればいいのに、と余計なジレンマを感じてしまいます。

それは、おいといて。最近どっぷりつかっているMediumで企画ものをやろうと思っています。



Mediumのアカウントを持っていらっしゃる方は、こちらをご覧ください。



要するに、連休期間中、通常なら有料コンテンツとして公開しているものを

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創作が心を狂わせるのか、それとも精神の不安が人を創造的にするのか

創作が心を狂わせるのか、それとも精神の不安が人を創造的にするのか

作家にとどまらず、創作を行う人の中には、精神的に止んでいる人が多い。これは、日本人に限ったことではなくグローバルな現象らしい。
ライターでもブロガーでも社会になじめなくて、引きこもったり鬱になったりしてモノを書き始めるという人はMediumライターにも少なくなく、英文ライターでもそうみたいで。続きはMediumで...