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休学という選択肢

 私は現在、大学4年で卒論のテーマやら進路、これからの生き方について考えを巡らせている最中だ。
 英語も話せるようになりたいし、専攻分野の知識も増やしたい、研究テーマも面白くてしっかりしたものにしたい、恋愛だってしたい!でも、現実は英語はほとんど話せないし学校の成績は良くもなく悪くもなく、恋人はいない、ましてや好きな人もいない、そんな状態…。

そして今日もいつも通り、お風呂に入って寝るまでお決まりネットサーフィン。
時間を浪費しているこのなんとも言えない感覚、しんどいなと思いつつ目的も無くネットサーフィン。

そんな中、ある記事を見つけた。

ある記事。著者は、今気になっているハイキャリアなニューレディーで、内容はざっくりいうと「良い女になるためには」的なものだった。
さらさらと何と無く読んでいたら「自分を受け入れるために大学を休学した」という文章に目が止まった。

休学をすれば1年周りから遅れる。今まで留年や浪人をせず、大多数の人と同じタイミングで人生を歩んできた。優等生として。

優等生とは頭が良かったとかそういう話では無く、オーソドックスに、自分で進路を選択して、勉強を人並みより少し多くやって、部活やサークルに所属して途中で辞めたり休むこともなく引退までやり通し、クラス長や部長などそこそこのリーダーを勤めていたということ。

みんなが私のことを「完璧主義」と言った。

そう、確かに、私は途中で何かを辞めたり放棄すること、失敗することが嫌いだ。
だから、率先して仕事をするし勉強も真ん中よりは上にいたい、部活やサークルも途中でやめるなんて考えたこともなかった。ましてや学校なんて。

そんな選択肢ありえない、途中で休む?そんな私は私ではない。

そう思っていた。今まで、今日のある記事を読むまでは。
でも、そんなみんなが作る偶像の自分に少し疲れてしまったから
休学の選択肢もありかな、なんて思ってみたり。