人間 はなたろ

18の頃パニック障害と診断され現在も通院中。人に裏切られセルフダイブをし身体障害者に。…

人間 はなたろ

18の頃パニック障害と診断され現在も通院中。人に裏切られセルフダイブをし身体障害者に。 過酷なリハビリにより車椅子を卒業し杖のみで歩けるまでに回復。 医師からも奇跡と言われたこの体。私には生きてやり遂げなければならぬ使命がある。エッセイ執筆がしたいです。お声かけ待ってます!

マガジン

  • 1回死にかけたはなたろの言葉たち

    セルフダイブ時の赤裸々な体験談や当時の思考を書いていきます。(不定期) 後に自伝として出す為の書き起こしです。 際どい内容なので途中から有料購読にします。

  • はなたろの戯れ言

    つらつらと思ったことを独り言的に書いていきます。 リアクションいただけると励みになります。

最近の記事

何も出来ない日々

お久しぶりです。はなたろです。 ここ数ヶ月で世界が様変わりしてしまいましたね。 誰もこんな事態、想像もしてなかったでしょう。 当たり前だったことがそうじゃなくなるまで、人はその"当たり前"がどれだけ有り難い事なのか、気付くことがなかなか出来ません。 それが人間です。かくいう私もそうでした。 身体障害者になるまで、『歩く』、『走る』、『しゃがむ』、『長時間の買い物』、どれもが"当たり前"の出来事でした。意識さえしていませんでした。 それがどれだけ幸せな事なのか気付け

    • 共感力

      最近、いまいち文章を書く気になれなかった。 書きたいことは山のようにあるのだけれど、「さぁ、書こう!」という熱意が湧いてこない。 私は共感力なるものを持っている。相手の感情を自分のように捉えてしまう気質なのだ。 それが負の感情なら自分の事のように落ち込むし苦しくなる。 対面で話しているだけに限らず、SNSなどでの活字に対しても共感力を発揮してしまう。 だいぶ自分の中でコントロールが出来るようになったとは思うのだが、やはり何事もなかったかのようにスルーして生きていくことが出来

      • 1度死んだ私

        私は1度死んだ。 正確には死にかけた、だが。 2012年5月末、私は団地の5階から飛び降りた。 飛び降りる直前から病院に運ばれてからの2日間の記憶は全くない。 人間の脳は上手く出来ているようで、記憶から抹消したい部分は綺麗に消えてしまうみたいだ。 それほど恐ろしく痛い体験だったんだろう。まるで他人事のようだ。 しかし落ちてから救急車に乗ってからも、私は終始意識があったらしい。 「どうやって落ちたの?ねぇ、どうやって落ちたの?」 とはっきりとした口調で聞き続けていたらしい。全く

        • HSPとHSSでどう生きてくのか

          私はどこかの企業に所属して仕事をする事が出来ない。 これを我儘と捉えられても仕方がない。 "HSP"という言葉をご存知だろうか? 近年割と認知されてはきているが、まだまだ理解はされていない。 これは病気ではない。そういった気質(性格に近い)を持っている方の事をそう呼ぶようになった。 所謂、『世の中生きづらい』と思っている人の大半は"HSP"の気質を持っているのではないだろうか。 私も完全なる"HSP"に当てはまっている。 "HSP"の方の特徴はとても過敏で繊細だと言う事。 他

        何も出来ない日々

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        • 1回死にかけたはなたろの言葉たち
          1本
        • はなたろの戯れ言
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        記事

          死なないで。生きてるだけでいいから。

          9月に入ると中高生の自殺者が増えるとはじめて知った。 自殺者を減らしたいと考えているのに知らなかったなんて勉強不足だ。 私の背中には大きなボルトが2本入っている。 それがないと私の腰から下の神経は死んでいただろう。 両足のかかとは粉砕骨折して、もう元の形に戻すことは出来ない。 骨盤も原型をとどめない状態で粉砕し、今は手術とリハビリのお陰で斜めではあるが骨盤らしい形をしている。 なんとなくお気づきの方もいらっしゃるだろうが、私は2012年5月23日に、団地の5階から飛び降り

          死なないで。生きてるだけでいいから。