パキスタンの世界遺産タキシラへのアクセス

パキスタンには2023年時点で世界遺産が6つあります。
そのうちの一つ、タキシラ(Taxila)はガンダーラの仏教遺跡が残り、
パキスタンの首都イスラマバード、またはラーワルピンディーから北西にそれぞれ約35kmの場所にあり、日帰りでアクセスが可能です。


タキシラの基本データ

(英: Taxila、ウルドゥー語: ٹیکسلا‎ 、サンスクリット語: तक्षशिला (Takṣaśilā)、 パーリ語:Takkasilā)
パンジャブ州にある紀元前からある仏教遺跡。

タキシラの看板

アクセス

イスラマバード、またはラワールピンディから乗り合いバンが出ていて、イスラマバードの国道N5の近く(下記地図桃色)で乗車できます。料金は100ルピー~。乗り合いバンをタキシラのN5とN125の分岐点で下車し、そこから更に北の遺跡近く(黄色)まで移動が必要です。チンチーで約15分、50ルピーほど。博物館(赤色)はすぐそばにあります。

また車で直接移動も可能です。わたしはアプリCareemで宿からセダンの車で900ルピーでした。出発地にもよりますが、おおよそ600~1000ルピーほどだと思います。

イスラマバードからタキシラ

タキシラ遺跡の観光

主要なスポットは、
・タキシラ博物館(赤色) 9:00-16:00 入場料500ルピー
*以下共通、チケット3箇所共通で入場可 8:00-18:00 入場料500ルピー
・Dharamarajika(緑色) アショーカ王建設のストゥーパ
・Sirkap(紫色) 宮殿跡
・Mohra Muradu(橙色) ストゥーパと僧院跡

タキシラ遺跡の主な観光スポット

・Jaulian(水色) ストゥーパと僧院跡 9:00-16:30 入場料500ルピー

などがあり、各遺跡には英語を話すガイドさんがいて、説明や、施錠されている遺物を見せてくれたりします。
チップは20ルピー~100ルピーが相場のようです。
博物館では原則撮影禁止でしたが、撮影してよいと言われ後で高額のチップを要求されましたが、断ったら諦めて意外とあっさり引き下がってくれました。

タキシラ博物館

タキシラでの移動

徒歩でも主要なところを回ることはできますが、チンチーやバイクのドライバーと回ることもできます。(700ルピー~)
もしくはイスラマバード・ラーワルピンディーから乗車してきた車のドライバーさんと交渉するのも一つの手のようです。

徒歩の場合、博物館~Dharamarajikaは約25分、
博物館~Sirkapも約25分、Sirkap~Mohra Muraduが約45分、
Mohra Muradu~Jaulianが15分~30分でした。
最後の区間はガイドさんに近道を教えてもらい道なき道を歩いたので15分ほどでしたが、ちゃんとした道なら30分ほどだと思います。

参考

2023年時点では入手可能なガイドブックは少なく、日本のものは2007~08年のものが最新でプレミア付きだったため、わたしは1993年版のLonely Planetを中古で購入して持っていきましたが、30年前のものなので、情報はネットで得ていました。

今回、主に参考にしたのが下記のブログです。

女性の一人旅の方で、2020年12月と比較的新しい記事だったので参考になりました。
女性の方には他にも参考になる記事があるのでオススメです。