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アシジの聖フランシスコ*平和の祈り

主よ、わたしを平和の道具とさせてください。

わたしにもたらさせてください…
憎しみのあるところに愛を、
罪のあるところに赦しを、
争いのあるところに一致を、
誤りのあるところに真理を、
疑いのあるところに信仰を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところには喜びを。

ああ、主よ、わたしに求めさせてください…
慰められるよりも慰めることを、
理解されるよりも理解することを、
愛されるよりは愛することを。

人は自分を捨ててこそ、それを受け、
自分を忘れてこそ、自分を見いだし、
赦してこそ、赦され、
死んでこそ、永遠の命に復活するからです。

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平和の祈り
石井謙吾編訳「フランシスコの祈り」より
10/4 アシジの聖フランシスコ 記念日
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霊名のお祝いの皆さま、おめでとうございます。

フランシスコ自身の作ではありませんが、その生き方や精神をよく表しているとされている「平和の祈り」。

世界の平和も、身の回りの平和も、そして心の中の平和も、このように求め、行動していけるように、神様の恵みを祈りたいと思います。

特に胸が痛むとき、波立つとき、何度でも祈りたいと思います。

写真の御像は、堅信名にクララをいただいたのなら、ぜひ持っていてほしくて!と教会で大先輩の信者さんから譲り受けたもの。

ずっと大切にされていたものを、ありがとうございます。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。