日本二十六聖人殉教祭
神に従う人の魂は神の手で守られ、
もはやいかなる責め苦も受けることはない。
愚か者たちの目には彼らは死んだ者と映り、
この世からの旅立ちは災い、
自分たちからの離別は破滅に見えた。
ところが彼らは平和のうちにいる。
人間の目には懲らしめを受けたように見えても、
不滅への大いなる希望が彼らにはある。
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知恵の書 3.1-4
日本二十六聖人殉教祭 第1朗読
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昨日は、夜明けまでの雨から少しずつお天気が回復して、午後には青空を仰ぎながら日本二十六聖人殉教祭をお捧げすることができました。
あちこちの教会から旗を掲げて徒歩巡礼があり、浦上からも約4キロの道のりを子どもたちの先唱でロザリオを唱えながら向かいました。
神様はわたしたちを絶対に見捨てたりしない、ということを誰よりも知っていて、神様にすべてを委ねることを選んだ殉教者たちが受けた計り知れないお恵みの大きさを、改めて心に留めたいと思います。
今日は西坂の丘にある聖フィリッポ教会で連続ミサも捧げられました。午後の回に与りましたが、信者さんやシスター方でお御堂がいっぱいで、祈りのこもった歌声が響く素晴らしい御ミサでした。
先日ご紹介した日本二十六聖人のロザリオも、たくさんの皆さまに目を留めていただきありがとうございました。
記念日にお届けが間に合わなかった分も、いま順番にご用意してお送りしておりますので、どうぞ今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。