2024年を迎えました。

何だか不安な気持ちになる新年の幕開けですが、気持ちを整え今年もしっかり地に足をつけてしっかり歩んで行きたいと思います。

今年は変化の大きい一年になりそうですし、そうしたいです。

人が何かに取り組むにあたっては

①好きで得意なこと
②好きだけど苦手なこと
③嫌いだけど得意なこと
④嫌いで苦手なこと

に大きく分けられるそうです。

それで言うと私にとって文章を書くことは、まさに④にあたります。

①に多くの時間を費やす方が強みになるというけど、これまでの自分の人生を振り返ってみても④に取り組んできたことの方が断然多くて、故に何をやっても中途半端。
でも、そんな生き方に不思議と後悔はないんです。

好きなことを武器にして生きている方は素晴らしいし強いし、羨ましいです。

アーティストやスポーツ選手、美味しいラーメン屋さんなど「好き」を追求した方々に、毎日沢山の感動や喜びをもらっています。
救われることもたくさんあります。

私自身も子供の頃からやりたいことや好きなことはたくさんあったし、そういったものにとことん取り組んでいたら違う人生はあったかもしれません。
でも私の場合は、経験からなんとなくそういう生き方は自分を弱くする気がしていまして…。

夏目漱石が講演で話したと言われる一節なんですが、

「生きていく上で必要な知識やスキルを全て備えて1人前に暮らしている人なんていない。とはいえ、自分の専門だけを突き詰めた生き方は針で井戸を掘り進めていくようなものなのだ。」

これを私は、色んなことができるようになった方が良いんだといってる風に捉えています。
そして、少なくとも自分に合った生き方はそうなんだと思います。

好きなことをとことん突き詰められなかった負け惜しみなどではなくて、自分は苦手なことを克服した瞬間や嫌いなことが好きになってできることが増えることが嬉しく楽しく感じる性分なんです。

自分ができるようになりたいことが、たとえ苦手で嫌いなことであっても、それが少しでもできるようになることで、自分や自分の周りの大切な人達が楽しく生きられるのであれば、どんどん挑戦してきたい。

ありがたいことに、それを見守ってくれる仲間もいるので、そんな取り組みを稚拙ながらも今年は晒していけたらと思っています。

お付き合いいただけたら嬉しいです。