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お茶もしくはそれ以上のお誘い

遅ればせながら、やれたかもしれない委員会に
スキをつけた女性のひとりです。
勝手に繋げて失礼でしたらごめんなさい。

Tea and concentという言葉をみなさんは
ご存知でしょうか?

誰かとお茶を一緒に飲みたいと思ったとき。
「お茶(お酒)を飲まない?」って聞きますよね?最初に。
「いいよー」と返事を貰って。

「もしかしてウチででもいい?」
「うん」

まあ、それまでの信用の積み重ね具合での成り行きなので会って即日はないでしょうけれど。

二人で歩き出します。車で行くこともありそうですね。

たいてい、ここで二人の話は楽しく続きますね
(続かなかったら、やっぱりつまんないから これ以上はやめておこう、となりますし)

部屋に着いて。玄関が開いて。
「どうぞ上がって〜?ちょっと散らかってる
かもしれないけど」
「そんなこと全然。」
(もちろん変な臭いがしたり、不衛生ぽかったら玄関で、あ、ちょっと用事があるのを
思い出したわ、ゴメンになりますね)

「お湯を沸かすから待ってね。どんな紅茶が
好みかな」

「(この人とは初めてだし)しつこくないのが
いいかな。クセのないアッサムとか。」

慣れた方なら、この辺の好みも、移動中の会話
で既にチェック済みで、より良い流れを作って
いそうですね。

好みの曲をかけたりして。上手く間を保たせた
後、招かれた人の前に、カップとポットが運ばれてきて、さあ、茶葉が開いていくのを待ちながら、いいムードの盛り上がりタイム。

ここでも、カップが欠けてたり、前に誰かと
飲んだ紅茶の輪ジミが残っていたりしてで、
テンションだだ下がりになっちゃったりしないといいですよね。意外と良く見られてて、
ポットの口が黄ばんでたりするのも気になる
タイプもいるかも。テーブルクロスにうっかり
溢したシミ、無いですか?

そこをクリアして、さあ、お茶をカップに注いで。丁寧じゃなかったら、ガッカリですね。
相手に対して丁寧に接してなくて、自分がとにかく喉が渇いていてがっつきたい一心がバレバレだと、ひいてしまいますね。

(これは、イヤかも。内心そう思い初めてたり)
でもまあ、ここまでいい雰囲気だったので
ちょっと様子見しておいてみよう。

カップに注がれた、紅茶。
私にとっては、熱過ぎそうなんだけど。
とか濃すぎで、見た目無理かも。どうしよ?

お砂糖やミルク、スプーンの用意は万全?

「いただきます」
まずはひとくち。あ、やっぱり無理だった。
この人とまだ紅茶の趣味は合わないみたい。
「どう、美味しいかな?」

無理は、我慢せず言わせてね。

「ごめんなさいね。今日はここでやめとく。」
「えっ?、だっていいって言ったでしょ?」

「さっきまではね。」
「そんなあ。一緒に最後まで飲みたいよ。
中途半端じゃ俺は気がすまないのに。
もうその気満々だよ、こっちは。」

「最後まで飲むかどうかは、私が決めるの。
悪いけど、お腹壊して、手術になったら全部
責任取ってくれる、あなた?」

そう。だから、どこまで承諾できるかは、
常に女性に握らせて下さい。
お酒で泥酔させれば、ってもう犯罪です。

男性は、ポテトチップス二枚分しか、エネルギー消費しないで済むかどうかな程度。
だから、「減るもんじゃないし」って誤解する

女性にとっては、万が一には、悩んで一年お腹に抱えて守って、育てる覚悟と手術などに
臨み、命を落とすことだってある最難関です。

その後の十年以上を背負わされる人生。
軽い気持ちで二人で背負える命ですか?

そうなるともう、寄生蜂にいきなり豹変した
相手とのお茶になってくるんです。最初の
一言で最後まで飲み干す了解なんて出来ないんですよね。

そこを考えてくれるような大人の男性と
ゆっくり味わいたいものです。

今日は、ちょっと信用ならないけど
ここですんなり帰してくれる相手ならば
次には、気になったところが改善されてるか
一緒に何かをした信用が積み重ねっていれば
あなたの好みのお茶も最後まで飲んでみる気になるかもしれない。
あなただって彼女の好みが深くわかっている
かもしれない。

まだまだ可能性は残っているんです。
結局無理矢理飲まされたという思い出を彼女に
残しても、周囲にそういう無理強いタイプと
拡散されても、その後のあなたが結局の損です

寄生した証拠はDNAに残るのが現在です。

これは、英国で作られた動画のようです。
もっと知りたい方は検索してみて下さいな。

#consent is everything

…なお、年頃の子供さんにこのあたりの説明を
したいと思っているかたは、まずは奥様との
関係性からですよね。

二杯目の紅茶も、何十年続きのお茶タイムも。
全ては、当たり前に昨日まで了解してたから
いいんでしよ?とかは無いんですね。

「ありがとう」「いただきます」
「ごちそうさま」
「いつも楽しい時間をありがとう」

これが普段の食事に言えてるでしょうか?
自分の娘は、彼氏に大事にされて欲しい、とか
自分の息子は、よいお嬢さんと上手くいって
欲しい、というのはまず親が相手と承諾を
取り合う態勢を見せているか?、からです。

「悪い」とか毎回言ってたら、最低です。
謝るような、不味いお茶を飲ませ続けて平然としてるのは、怠け者でしょう。

日本男子は、「済まない」って後ろめたく思いながらが当然としてるタイプ多いそうです。(美しい日本?という本だったか、戦後に
来た多くの外国人が見ての感想の内容)
済まないと思ってるのに、どうして改善もしないでそのままで済むと思ってるの?
それは、別れられちゃうでしょ?
それは、別の相手探されちゃわないの?

不思議に思われているらしいです。

終わりが苦目の後味になってしまったでしょうか?でも、リクエストをいただいたことも
あるので載せます。

最後まで、読んでくださった男性猛者がいたら
その人は大丈夫な方かな。
長文失礼しました。