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先日、質問を受けました。
「キャリアコンサルタントと産業カウンセラー、両方持っていると更新が大変じゃないですか?」
答え:そうでもないです

どちらも更新しないと失効しますが、キャリアコンサルタントの更新講習を日本産業カウンセラー協会主催の講座で受けると、産業カウンセラーの更新ポイントにもなるからです。

次のキャリコン更新のため協会で受講済の講習があり、これで産業カウンセラーの更新要件はもう満たしています。キャリコン更新に向けては、他団体の更新講習を受けてみるのも良いかなと思っています。

産業カウンセリングの中にはキャリア形成支援も含まれます。キャリコンが国家資格になる前は、産業カウンセラーに合格した後の次のステップとして、キャリコンとシニア産業カウンセラーがありました。

シニア産業カウンセラーになる講座も、キャリアの講座が2つあります。1つは「国家資格キャリアコンサルタントと同等の知識があることが望ましい」が受講条件ですので、持っていない人もこの講座の前にキャリコン養成講座を受けているようです。

逆もあります。何かの講座でご一緒した方はキャリア系の相談を受ける会社で勤務されていて、相談員は全員キャリコン持ちで産業カウンセラーを持っている人は数名だったそうです。それが
「”やっぱり傾聴が大事” って、今○人が産業カウンセラーの養成講座を受けてますよ」
とのことでした。

ですので、キャリアコンサルタントと産業カウンセラーは相互に関係のある資格と言えると思います。実際、キャリアとメンタルは繋がっていますし。

過去記事では、更新しなかった資格についても触れていますが(↓)その資格がどうこうではなく、私がいる組織が小さかったからだと思います。THP(トータルヘルスプロモーション)が機能している組織では活躍できるでしょう。

他に相性の良いのは社会保険労務士でしょうか。特定社労士を目指したものの、社労士の試験が8月だったので断念。暑さにはどうしても勝てませんでした。企業にアドバイスする立場であれば、衛生管理者も持っていると良いかもしれません。

12月下旬の講座では社労士&キャリコンの方とご一緒して、逐語の相手を探すのが大変とのことでしたので、私で良ければやりますよ~と申し出ました。他支部の方ですが、オンラインでできますものね。

講座でご一緒する方に多いのは、企業内カウンセラー(羨ましい)、人事・総務、看護師、保健師といったところですが、意外と多いのがSEです。SE、コールセンター、看護師などメンタル不調が多いと言われる職種がありますので、自身や部署の人が不調になった経験があるのかもしれません。

検定では断然、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種です。産業カウンセラーを受ける前に、メンタル領域の総まとめとして受ける人が多いです。私もそうでした。
シニア産業カウンセラーになるとⅠ種のレベルだろうなと思います。論述試験もあるとのこと、しっかり理解しなくては。

#ナイショの抱負 #キャリアコンサルタント #産業カウンセラー #メンタルヘルスマネジメント検定

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