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キャリアコンサルタントのスーパービジョン:実施編①

先日、申込み期間が延長になりましたよ、と書きましたが、私は1回目が終わりました。2月末までにもう1回ですが、後から申し込む方は1回でも良いそうです。

結論:スーパービジョンは受けると良いです

私は産業カウンセラーの方でグループスーパービジョンを受けたので、その効果は知っていました。それで、キャリコンの無料スーパービジョンも申込だけはすぐにしました。前の記事の通り、日程的に1:1のスーパービジョンには間に合わないかもしれなかったので、事前の座学だけでも受けておけばと思ったのでした。

指定時間前にシステムに入ると、既にスーパーバイザーの方が入室されていました。優しそう……(ホッ)。

まず、お互いに自己紹介をしました。
私が後だったのですが、まあ随所にコンプリメント(※)を散りばめてくださり、褒められて伸びる子としてはこの時点でやる気満々になってしまいますね。

※コンプリメント(Compliment)
褒める・労うという意味ですが、キャリアの時は今までしてきたことを「認め」た上で肯定的なフィードバックをする、という感じでしょうか。

キャリコン同士の演習でコンプリメントをすると、取ってつけたようになってしまったり、何でも褒めてしまったりすることがあります……この自然さ、的確さも見習いたいです。

そしてまず、もともとは産業カウンセラーのグループスーパービジョン用に連続して行ったピア仲間カウンセリングであること、なのでキャリコンでいうロールプレイングではなくリアルであること(※)1~3回目はメンタル寄りで4回目がキャリアだったので、事例ではなく逐語記録を提出したことを説明すると、全く問題ないとのお言葉に安心しました。

※ロールプレイ
キャリコンは役割に沿って、例えば私が「リストラに遭った50代男性」になることもあれば「入社3年目でキャリアに悩む20代女性」になることもありますが、産業カウンセラーはいつもリアルです。

守秘義務がありますので内容には触れられませんが、せっかく産業カウンセラーの方のグループスーパービジョンも受けたので、その上でのレポートを作成する中で気づいた自分の課題はここだと思っている、と言ってみました。

「よく気づいたし、ちゃんと勉強されていますね」
と、またもコンプリメントを浴びつつ、やはりその辺りが課題でした。

また、主訴として私が挙げた部分が「とても象徴的だと感じました」と返して下さいました。だから、一旦話を聞いたところで、主訴に戻ってもっと深めても良かったのだな、主訴はやはり大事だなと改めて思うのでした。

このピアカウンセリングの相手になってくれた方からも、また練習したいからよろしくというメールがあったところです。だからこの先もこの方とのセッションはあると思うと話すと
「そうやって高め合っていける仲間がいると良いわね!」
とのお言葉。これは本当にそうなんです。

最後に、2回目はどうしましょうかねという話になりました。
「1回でも良いけれど、せっかくだから出来れば2回受けるといいと思うの」
そうです、今回 ”ここに気を付けて、こうしていこう” と決めたところが変わったか、どう変わったか、検証したいですからね。

2月下旬に産業カウンセラーの方で、30分のライブカウンセリングを録音して逐語記録に起こす演習があり、それを受けられるのであれば今回のポイントを試せるので、演習が終わったら大急ぎで逐語を起こすことにしました。

ただ、12月の事例検討&逐語検討の結果、合格していないとそれは受けられないので、2月上旬にならないとわかりません。結果は祈るばかりですが、万が一残念な結果になったら、別の事例でということになりました。

実は産業カウンセラーの方でも1:1のスーパービジョンを受けることになっていて、そこに別の事例を出すつもりだったので、流用しましょう。

このスーパーバイザーのモットーは「共に成長を楽しもう」だそうです。
良いなぁ、私も何かそういうのが欲しいなぁと思いましたが、「まずは足場を固めよう」ですね……何事も基本から。

「ゆったり構えて寄り添って。その笑顔でね」
肝に銘じます。

#キャリアコンサルタント #スーパービジョン #産業カウンセラー #カウンセリング #研鑽

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