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Yes! We love STONE!! 久々に鉱物展に行って参りました。
先週、御徒町では望みの石にはお目にかかれなかったのですが、このミネラルショー(一般向け)はあるし、1月には国際宝飾展(これは業者向け)もありますし。

いざとなったら手持ちの石をカットすれば良いかな、となるとちょっと彫刻系が上手い人も見つけたかったのです。出展者リストを見ると、小規模の出店で売り子のお手伝いをしたことのある方や、先日御徒町で会えなかったスリランカ人、近所のお店、先日訪ねた問屋、以前買ったことのある海外出展者など、まだ知った名前もありました。

ここで記念写真が撮れます📷

電子チケットに変わったぐらいで、雰囲気は変わっていませんでした。

なかなか盛況

知り合いには会えたり会えなかったりでしたが、アメ横のお店に先週いなかったスリランカ人の店主とは話ができました。

スリランカが経済危機でガソリンなど入ってこなかった時にちょうど帰国していたそうで、その頃は大変だったけれど今は大丈夫とのことで、安心しました。

ミネラルショーは毎回特別展示があり、今回は合成石のコーナーがありました。私はこう見えて(どう見えて?)Graduate Gemologistという宝石鑑別ができるヒトですので、合成石の鑑別ももちろん習っています。というか、鑑別の肝なんですよね、合成と天然の見分けって。

化石コーナーもありました。

デメトロドン(ベルム紀/フランス)
あ、天井灯が映ってしまった
さかな

こういう広い会場では、気になったものがあったら買っておくと後悔はありません。値段にもよりますけれど、一瞬の差で売れてしまったり、後で行こうとしたらどこだかわからなくなっていたりしますので。

気になったら買っとけ!の法則により購入

探していたものそのものはありませんでしたが、まあないだろうな~とは予想していました。その加工ができるところを探しに行った、とも言えます。

御徒町でもある程度の加工はできますが、もう少し技巧系だと甲府かなと思っていまして、ここでダメなら国際宝飾展かな、と。ここなら?と思った甲府の会社で聞いてみましたら、近いものが工房にあるとのこと!やった~。

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気になって買った石は、石の名前すら表示がない”お宝発見”のようなところにありました。ご店主も忙しそうでしたし、まあアレでしょうよと買ったわけですが、思い違いだといけませんので一応確認を。

屈折計
屈折液(左)が臭いので換気扇を回しつつ…

本物っぽいでしょう、ふふふ(一応本物ですし)。
はい、屈折率は潜晶質クォーツの辺りですね。

染色っぽくはありませんが、この手の石は一応染色も疑います。

カラーフィルターで見てみます

はい、非染色~。

本日の七つ道具

持参した道具はこんな感じでした。今回は狙いが透明石ではなかったので、ハンディの分光器や二色鏡は置いていきました。ケースに入っているのはマイクロノギスです。

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先日、エネルギーの話を書きましたが、石にも何かあると感じます。
Graduate Gemologist俗称:宝石鑑定士というのは、あくまでも検査した上で科学的にその石が何なのか判別する人を言いますので、ヒーリングやパワーストーン方面はわかりません。

それでも、扱うととても疲れる石はありますし(私が疲れるだけで、万人が疲れる石ではありません)このブースは目がチカチカするなと感じることもあります。

石に”呼ばれた”こともたびたびあります。何の気なしに入ったお店でとても良いものを見つけてしまうのです。見つけるというよりは、そちらに自然と足が向いてしまうような感じです。”何の気なしに入る”行為がもう、呼ばれたのだとしか思えない体験を何度もしました。そして散財。

以前、天職は探さないと書きましたが、結構これ天職なのかもしれません。
今は副業ですけれど。

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