見出し画像

新たな環境でカウンセリングを行ってみて

今月からオンラインカウンセリングの会社に登録して、キャリアコンサルタント・産業カウンセラーとしてカウンセリングを行っています。

1コマ30分。50分に慣れている身としては中途半端にならないだろうかと思っていましたが、稼働前のスーパーバイザーとの面談では;

  • 相談者は条件を承諾した上で申し込んでいるので、守秘義務云々は不要

  • カウンセラーのプロフィールを見て選んでいるので、自己紹介もそんなに要らない

その上で20分ぐらい集中して傾聴すると、結構話せるでしょう、と。最後の5分で見立てをフィードバックしてラップアップすれば、ほ~ら30分!
って簡単におっしゃいますけれども……。

とはいえ、慣れてくるものですね。カウンセリング中は、PCの時計ではなく、視覚的にわかるようにアナログの時計を目に入る場所に置いています。目を動かさなくても、視界の隅で針の位置がわかりますので。

ピアカウンセリングで仲間と練習するには貸会議室を借りたので、こうした臨時の場所でカウンセリングする時は、どんなグッズがあったら「私のカウンセリングルーム」になるだろうね、と話したことがあります。確か私は時計と言ったのでした。

カウンセリングの後、レポートを出すと終了です。3日以内とはいえ熟成してもあまり良いことはないので、すぐ出しています。難しいケースだと1時間ぐらいかかってしまうので、30分ぐらいで仕上げるのが目標です。

この「書く」には、毎日noteやブログを書いているのと、打鍵が早いことが役立っています。

稼働開始の翌週に、登録している会社で懇親会があったので参加してみました。20~30人位のパーティかなぁ……でも何人かと話ができたらいいな、と思っていましたら、稼働直前の社長との面談で、全員と話せるように10人ほどで小ぢんまりやっていると聞いて、早速申し込んだのでした。

すると、12月の産業カウンセラーの事例検討&逐語検討で一緒に検討した方と再会するという……狭いですねぇ。そりゃあ狭い世界ではあるのですが、まさかその日に、ね。

コーチ&キャリコン、産業カウンセラー&キャリコンと、大体皆さんダブルライセンスでした。アプローチは若干違っても、目指すところは「クライエントが自律的に問題解決できるようになること」への支援ですから、とても勉強になりました。

何より、楽しかったのです。
「はじめましての人たちがこんなに盛り上がるなんて、凄くないですか!?」
と社長に言っている人もいました。そう思います。

人事の時と違うのは、組織のしがらみなく個人の支援ができること。カウンセリングルームや健康管理室のカウンセラーならともかく、小さな組織の何でもやる人事だったので、個人の支援をすると二重関係になってしまうのです。

そして、勉強したことが生かせます。
「これが自動思考だと、根っこのスキーマは何かな」
「上司はAで話してるけど、この人はFCで返してて交差交流なのね」
「解決段階になったら、ブリーフ・セラピーの考え方が使えるかな」
「この人のキャリア・アンカーは何だろう」

答えはクライエントの中にある。

それを一緒に探していくのが、難しくもあり、楽しくもあり。
一昨年からシニア産業カウンセラーの勉強を始めたのも、役立っています。今日はキャリアコンサルタントのスーパービジョン2回目もあります。研鑽、研鑽。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

スキ、コメント、シェアも大歓迎! いただいたサポートは、カウンセリングルームを開く際の資金にします!