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ルームシェアの心得【初心者編】

ここ13年の間に20回近く引っ越しを経験した私は、変わった形態の住まいに居住することもよくありました。ルームシェア(とか同棲)など、他人と同居してみようか考えている人へ、ちょっとしたヒントとなればと思い、初心者の方に有益と思えるルームシェアの心得を書いてみます。

①人には得意な掃除・不得意な掃除がある

どんなに綺麗好きな人でも、好きな掃除とそうでもない掃除があるようです。例えば、トイレ掃除は必ず毎日ピカピカに行うのに、キッチンのお皿は溜めがち、など。また目が悪い人の場合、浴室だけが劇的に汚いことがあったりします。眼鏡やコンタクトを外すので、カビや垢などが見えないのです。

お互いに得手・不得手があることをきちんと話しておき、得意な部分だけ頑張るようにすれば、それほどストレスも溜まらないでしょう。全く掃除や片付けができない場合は、ゴミを溜めずに捨てるだけでもいいのでやってみましょう。


②音量の感覚は変えられない

電車の中とは違い、音楽を聞いたりテレビを見る時に常にイヤホンをしたままで過ごすのは辛いですよね。しかし、意外と音量の感覚や「うるさい」の感覚は人によって異なるため、トラブルの元となりやすいです。

もしリモートワークなどで仕事上、音を気にしなければならない場合は、ルームシェアをはじめる前に相談しておいた方がいいでしょう。また既にシェアを始めていて、相手の感覚が自分と異なるように感じている場合は、話し合いをすることも大切です。……が、経験上申し上げますと、人の行動(特に音を伴うもの)は制限しづらいので、諦めるしかない場合が多いように思います。


③ルールを決めることにあまり効果はない

悲しい現実をお伝えしますと、最初は気合を入れて皆さんルールを決められるかもしれませんが、基本的にそのルールは徐々に忘れられていきます……というかそうでなければやってけねえ…というようになってきます。元旦に決めたダイエットルーティンが守られないのと同じようなものです。

それよりは、嫌なことはしないようにしようね、くらいのふんわりルールを一つ決めて、それを侵害された時だけ話し合うようにすると、お互いに楽ちんだったりします。


④どんなに良いやつでもいつか嫌な時期がくる

正直、このnoteで一番伝えたい項目はこれかも知れません。どんなに良いやつでも、どんなに好きなやつでも、絶対嫌な部分は見えてきます。例えば、エアコンの使いすぎだとか、お風呂が長いだとか、話をしている時にスマホをチェックしていやがるだとか、無駄に料理が上手くて腹が立つだとか、トイレットペーバーを必ず三角に折っているところがむしろ嫌とか、逆に自分の感情の方が理不尽な場合さえあります。が、それが人間です。仕方ありません。

相手がおかしい奴なのではないし、あなたもおかしくはないです。もはや人類のうち、どいつを選んでもそういう事態に陥るということを念頭に置いてください。念頭に置くことそのものが必要なのです。

⑤ネットでの注文回数にケチは付けない方がいい

これは私ごとですが、地方の買い物が不便な地域に住んでいると、ネットでの買い物が頻繁に家へ届いたりします。また知ってる人は知っていると思いますが、注文した物より随分、大げさな段ボールに入れられてやってくるものも多いのです。スーパーなどの実店舗で袋に詰めて帰ってくるよりも、物をたくさん買っている感覚があったりします。

予算の範囲で買っているものであれば、あまり荷物の量に関してクドクド言わない方が平穏に暮らせます。特に日本人同士だと、お互いの買い物量に関して口を出しがちなので、気をつけた方が良いでしょう。

⑥他人はやっぱり他人

どんなに仲良しな相手でも、結局は他人です。信じられないような事をやらかしやがりますwww しかし、あなたも同じなので、お互い様であることを忘れてはいけません。自分のことを棚に上げ始めると、共同生活は崩壊します。

ただ、他人だからこそカレーの作り方が違ったり、アイスの食べ方が違ったり、知らない調味料を使っていたり(食べ物ばっかりだな…...w)と、発見や新鮮な驚きがあるのも確かです。というかその方が大きいので、少々の不便は許せてしまったりするのです。

終わりに

楽しいルームシェア、そして楽しい人間関係を構築していくために、上記の点を心得ていただければと思います。⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾

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