【パニック障害:実話①】突然襲ってきた、呼吸困難

昨年の夏、ちょうど39歳になったばかりの7月ある夏の朝のこと、私は突然息苦しさに襲われました。

その日は、朝からいつものように息子たちが兄弟喧嘩を始め、「また始まったかぁ〜」とその光景をぼんやり眺めていました。

見かねた主人が、怒鳴り声をあげた瞬間、突然私は呼吸困難を起こしました。

「このまま死ぬんじゃないか」という恐怖、全身に力が入り急にほてったかと思うと、今度は手足がしびれ始め震えがきました。

落ち着こうとするも逆に過呼吸になってしまい、子どもの声を聞くと、より不安感や焦りが募りパニックを起こすため、耳を押さえて自分の呼吸だけに集中し、這うように車に乗り込み救急に連れて行ってもらいました。

病院に到着してからもしばらく息苦しさは続きましたが、病院にいることの安心感と検査の結果、特に異常はないということが分かると、ホッとして平常を取り戻しました。

その後どう過ごしたかはあまり覚えていません。

その日は朝から、ひどい腰痛に加えて、前日に痛めた首が原因で、身体が思うように動かすことができませんでした。

しかし子どもたちはそんなことはおかまいなしに大騒ぎで、「動かなきゃ」と思うものの身体がいうこときかず、しまいには主人がイライラし始めたところで始まった兄弟喧嘩、しびれを切らした主人の怒鳴り声に反応し、突然の発作に見舞われたのでした。

いろいろ重なったのが原因だと思いました。

救急では首の処置をしてもらい、呼吸に影響してないか念のためレントゲンも撮ってもらいましたが異常なく、寝違いのような症状のため、しばらく安静に過ごすことになりました。

首は1日安静にしたことで、次の日にはすっかりよくなり、そしてまた何ごともない日常に戻りました。

すっかりそんなことがあったことを忘れて、慌ただしく夏休みを過ごし、1ヶ月ぐらいたった8月の終わり頃、また同じようなシチュエーション(子どもの喧嘩、主人の怒鳴り声)に反応して、突然の呼吸困難、焦り、冷やせが襲ってきました。

>②へ続く

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