【パニック障害:実話②】繰り返す息苦しさ、気のせいであって欲しい

子ども達の喧嘩、夫の怒鳴り声。これまで幾度となく聞いてきた日常のはずなのに、何故こんなに胸がドキドキするのだろうか?

身体中が強張って頭に血がのぼったかと思うと、次は焦燥感で冷や汗が出てくる。

「大丈夫、大丈夫。」自分に言い聞かせて呼吸を整えようとするも、ますます焦りが募り、思わず家を飛び出して車に駆け込みました。

大好きな音楽でも聞けば落ち着くかもしれないと思いましたが、音楽は逆効果でした。とにかく耳を塞いで横になり、深呼吸することにだけに集中しました。

少し落ち着いてから家に戻ると、子どもたちは相変わらず賑やかでその姿を見ただけで息苦しくなりました。

テレビを見せて静かにさせるもテレビの音が辛く、主人は子どもをみるどころか、自分がいるからそうなるんだろと半ばキレて外に出て行ってしまいました。

自分はどうなってしまったのだろう…

何度か主人に電話をして戻ってきて子どもをみてほしいと頼みましたが無視されました。もう主人のことなど気にしてられない…子どもたちは放っておけないし、休日でご飯も食べさせないといけないし、一日中静かに過ごせというのも無理がありました。

近くで地域のイベントが行われていることを思い出し、とにかく子どもたちを外へ連れ出すことにしました。

子どもたちが、喜んでいろいろな体験をしてる間、私は近くのベンチに座って呼吸を整えていました。

誰か助けて、誰か話しかけて、誰か私の状態に気付いて…

いつもは地域の子育て担当者が話しかけてくると、ちょっと面倒だなぁなんて失礼ながら思っていた私ですが、この時ほど誰でもいいから話を聞いて欲しいと思ったことはありませんでした。

しかし子どもはもう小学一年生と年少児、見るからにすくすくと育ち盛りで、元気いっぱい、なんの心配もないような状態だったため、声をかけられるはずもなく、ただ単に疲れた母が休んでるだけに見えたと思います。

こうして何とか1日をやり過ごし、帰宅すると主人も帰ってきており、私は慌ただしく夕飯を作りました。そして食卓に座ろうとした途端、また息苦しくなってきました。結局ご飯は全く食べられず、その日はそのまま寝ることにしました。

この日を境に、息苦しくなることが多くなりました。

食べ物が喉を通らず、なぜか職場ではお弁当を食べられるのですが、家では全く食べられず体重が2週間でみるみる5キロ落ちました。

少し動いただけで、動機息切れが起きました。息苦しさも寝ると落ち着くので、食事の支度や子どもの世話がひと段落すると早々に寝るようにする日々でした。 

なぜか仕事をしている時だけは平気だったので、それだけは救いだったなと思います。

>「実話③:病気かもしれないと、涙する日々」へ続く

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