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花様年華 on Stage: Epilogue Concert in Seoul ユンギコメントを訳してみた


ユンギペンなら、いやユンギペンじゃなくても、多くのARMYが一度は見たことあるのではないかと思う有名なシーン。

ユンギがLiveステージの花道で、客席にいるご両親をみつけて、
ひざまずいて頭を深々と下げ(韓国のお辞儀、クンジョル)、
つっぷし泣いたまま立ち上がれないシーン。
そのユンギに寄り添い、優しく背中に手を当てるジミンちゃん。

花様年華 on Stage: Epilogue Concert in Seoul 2016年5月8日のライブでの出来事。
このソウルコンは日本語字幕のDVDやスカパー等の配信もないので、
ユンギの最後のコメントを、韓国語字幕と英語字幕から頑張って訳してみた。
訳しながら涙がぽろり。
このコメントの後に、ずっと泣くのを我慢してたユンギが、
ご両親を見つけて泣いたのかと思うと、さらに泣けた。

頑張って訳したつもりですが、間違ってたらごめんなさい。
意訳含みます。

はい、何と言うか…2日目なのですごく泣きそうになると思ったんですが、むしろもっと淡々としています。
このコンサート、花様年華EPILOGUEの準備をしながら過去を振り返りました。
僕が初めて音楽を始めた場所
そして僕が音楽を始めた年
そんなことについて考えました。
僕は幼い頃に音楽を始めましたが、
大邱で公演したとき
両親に自分のステージを見せたことがなかったんです。
なぜなら…正直ちょっと恥ずかしかったです。
高校の時に初めてやった公演が
2人の前でやったことがあります。
そのステージのことを考えながら準備をしたんです、今回のコンサートを。
でも今は1万人以上の、本当に多くのARMYの皆さんの前でこうやって公演をすることになって、まずはARMYの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。

僕はいつも欲張りで、常に完璧でありたいと思っていたのですごく大変でしたが、誰かがその話をしてくれたんです。
『もし君が完璧を目指すなら、君は完璧な人間にはなれない』
『君が完璧かどうかは、遠い未来の君とか他の人たちが覚えてくれるんだよ』
『君が欲を出せば出すほど、難しくなる』
とおっしゃってくださいました。

そうです。
今、完璧な歌手、完璧な人間ミン・ユンギになるというよりは
遠い未来に皆さんと一緒にこの瞬間を振り返ったとき
本当にかっこ良くていい人だったと言われるのが僕の目標です。
そのためには、欲を出さなければなりませんよね。
皆さんと一緒にもっと遠く、もっと高く登れるように。
皆さんと一緒に花様年華を終えることができて
とても感謝しています。

ARMY 愛してます。

あぁ、そして 僕たち初めてコンサートで話すんですけど、うちの両親と家族が来ました。
いつも来てくださってご覧になりますが、こうやって話すのは初めてだと思います。
すごく誇らしい息子になった気がします、初めて。
僕のお父さん、お母さん、そして兄さん。
ありがとうございます。愛してます。

 ありがとうございました。

SUGA
20160508 花様年華 on stage: epilogue in Seoul

愛のあるご家族なんだろうなぁ。
ご両親をがアイドルになるのを反対したのも、もちろんユンギを想ってのことだろう。

2018年のFESTA防弾会食で、ユンギが家族に癒されたと言っていたこの話が好き。

「”お前がBTSであれ、デビューしていなかったとしても、ただ同じ家族で人間だ。なんでそんなこと(墜落の話)にプレッシャーを感じて、そんなに苦しむのかよくわからない”って」

SUGA
BTS防弾会食 2018FESTA


存在自体を認めて、それを言葉にしてきちんと伝えてあげること。
このことが、今までもこれからも、辛い時のユンギを救う。
この”存在自体を認める”ということを、
バンタンはメンバー7人の間でもできているのではないかと思う。家族のように。

ユンギ父のこの言葉も好き。素敵な人だ。


「Skit」に出てくるユンギのお兄さんも素敵。
ユンギやバンタンを信じてのがよくわかる。





ユンギの神戸連投ツイートは2016年1月10日。

”い`つも欲張りで、常に完璧でありたい”
と思っていたユンギにとって、神戸の件は相当辛かっただろう。
それでも
”遠い未来に皆さんと一緒にこの瞬間を振り返ったとき、本当にかっこ良くていい人だった”
と言われることを目標としているユンギにとって、あの読んでいて苦しくなるほどまっすぐなツイートは必要だったんだろう。


ARMYになってからの1年半に、沢山の事を気づかせてもらったり、考える機会を貰ったりしてきたけど、
今回訳したこのコメントもまた、色んなことを考えさせられた。

いつもありがとう。ユンギ。