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AgustD

7月中旬、ふみちゃん(@HumiHumiCo)からTwitterのDMが届いた。

8/16にAgustDのイベントを企画されていて、その一環で”AgustDのコラムを書いて頂けませんか”というお話だった。

こうやって推しのために企画をする事、
実際に行動に移せる事、
私にはできない事だらけ。
心底凄いと思う。

私に声をかけてくれたことが嬉しかった。
せっかくの機会なので、書かせてもらう事にした。


noteにも残しておこうと思います。

Agust Dを想う

ユンギのことが、“目が離せないメンバー”になったのは、Agust Dの曲を聴いてからだ
 
高速ラップにdisの連続

「ラップでイカせてやるよ 俺の舌テクで」

アイドルなのになんてことを言うの・・と
ドキドキしたものだ
 
実のお兄さんとの『 skit』では、
“このミックステープはSUGAとして出すのではなく俺の色々ある姿の中の1つを見せてあげたくて”と語った
 
言葉通り『The Last』では
 対人恐怖症、鬱、ピー音…
アイドルラッパーの苦悩…聴いてて苦しくなる程の凄まじいラップ

これがアイドルが書く歌詞?
ここまで出すの?あの静かそうなSUGAが?
衝撃の連続だった

そして
「俺のファンよ 堂々と顔を上げてろ
俺ほどやれるやつがどこにいるってんだよ」

初めてアイドルを好きになり、どこか恥ずかしさが残っていた私の顔を見事に上げてくれた

惚れない理由がない
とんでもないアイドルだと思った

そしてミクテ最後の曲『So Far Away』

周りのみんなは走っているのに、自分だけが夢もなく、動けない苦悩を歌う

「最低な俺自体消えちまえばいい」

SURANの透き通る声で届く
「自分にも夢があったら」という歌詞が
人生から落ちそうになる不安を際立たせる
 
でも、同時にユンギは歌う
<夢見ている>と
 
「夢見ている 
君の創造と人生の終わりを共にすることを
夢見ている 
君のいる場所がどこであろうと寛大であろうことを
夢見ている 
結局は試練の果てには満開になるのだと
夢見ている 
始まりは弱くても最後は壮大なはずだと」
 
夢があったら…と歌うSURANの歌詞と
夢見ている…と歌うユンギの歌詞が交差する

地位や名誉を追いかける夢ではなく
愛する人と人生を共に過ごし
相手を受け入れ、思いやれる人生
良い事も悪い事もある日常の積み重ねが
本当はすごく素敵なことなんだと
そんな夢もあるよと、
若者に伝えたいのではないのかと思った


遠くない未来に聞けるであろうAgust Dの新曲が、本当に本当に本当に楽しみ
今のユンギの想いが、音と詩に乗るなんて、楽しみ過ぎて身震いする

 
 
ユンギの強さには
傷ついてでも音楽と生きていく覚悟を感じる
ユンギの優しさには
心の痛みを知っている人の心遣いを感じる

いつのまにか”強く優しいフリ”が得意になってしまった私は、ユンギの生き方に触れると涙が出てしまう

ユンギみたいな人になりたい

塩なのに甘い。静かなのに謎にハイテンション。無関心なのにメンバー想い。見てないようでよく見てる。写真嫌いなのにセルカ者。サボるのに本番強い。バスケ上手くて足蹴下手。次男だけどちゃんと弟。そっけなく優しい。弱い時こそ強い。

こんなギャップ大で魅力的な人になるのは生涯かけても難しそうだ
せめて、ユンギのように
自分に嘘をつかない人になりたいと思う

Agust D デビュー日を記念して
はなはな  2022/8/16


上の文章はミクテ『AgustD』の話しかしてないけど、
私がいっっっちばん好きな曲は『D-2』の『People』だ。
大げさではなく、1000回以上聞いていると思う。

イントロの雨粒ような音が聞こえると、
空気が一変する。
空を見上げてしまう。

ユンギの声は、
存在してくれているだけで安心する人の声だ。

そよ風
すれ違う人
溶け込む人
俺はどんな人
俺はいい人?
それとも悪い人?
評価は様々
ただ 俺も人間だ

”そよ風”から入る歌詞が心地よい。
私は風が好き。
そよ風は、心地よく優しく
一瞬にして幸せな気分にしてくれる。

"どうしてそんなに深刻なの?”

力を抜いたそよ風のような時間に育む感情が、
いざ力を必要とする時に背中を押してくれる。

私はいい人?悪い人?
何度も自分に問いかけた。
ある人にとってはいい人、ある人にとっては悪い人。
全員にとっていい人なんて、いない。

それがどうした
傷ついたっていいだろう
時には辛いこともあるかもしれない
たまにはショックで涙を流すこともあるかもしれない
それがどうした
そんな風に生きたって別にいいだろ

母が若い頃、失敗して落ち込むと、祖父が良く言ってくれたそうだ。
「大丈夫。命までは取られん」と。

AgustDの”それがどうした”も
落ちた時の私を支える大切な言葉。

何でも思い通りにはいかない
みんな、不便なことも受け入れている
ドラマチックなシチュエーションの繰り返しは
人生を疲れさせたりもする
人は変わるんだ
君も変わったように
この世の中に永遠なんてものはない
全てが通りすがりのハプニング

AgustDの正直で綺麗ごとばかりじゃない歌詞が、人生の応援歌のように聞こえる。

君の平凡は 俺にとっては特別
君の特別は 俺にとっては平凡

平凡な人生も特別な人生も、
それなりに良いと歌う。

平凡では決してない、バンタンの特別な人生を
自慢するわけでも、悲しむわけでもなく
ただ、受け入れる。

私の平凡は、ユンギには特別。
そんな些細な繋がりでも嬉しい。
平凡な毎日にほんのり淡い色が載る。

『そんな風にいきたって、どうってことない。』

この歌詞は、少しずつ、でも確実に私に浸透している。
私はARMYになったこの2年で、
間違いなく強くなり、
まだまだ弱い自分もひっくるめて
自分を好きになった。

人は変わるんだ。
あなたが、私が、変わったように。

人、People、사람


素敵な曲をありがとう。
デビュー6周年おめでとう。



【おまけ】

●D-2ビハインドVLIVE。
45:30辺りから「Peaple」の話。
ユンギがウイスキー飲みながら、幸せそうに口ずさむのが好き。

●元々、ジミンちゃんのソロ曲様に作ったビートだけど、事務所に却下されたって、クルFMでも言ってた。8:10辺りから。

●2021のFESTA
まさかPeopleやってくれるとは思わなかったから、感喜😭 7:20辺りから