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浄水器で寿命が10年延びる!?

「おいしい水、安全な水が飲みたい」

そんな消費者の願いから、ミネラルウォーターの生産は年々伸びており、
浄水器を取り付ける家庭が増えてきました。
2000年の調査では、東京での浄水器の設置率は40.9%に達しています。

水道水に含まれる有害物質として、遊離塩素、トリハロメタン、農薬、
アルミニウム、鉛などが挙げられます。

これらの物質が、どれほど私達に健康被害を与えるのでしょうか。

マウスを用いた実験があります。
マウスに水道水と電解アルカリ水を、
ほぼ一生に相当する期間飲ませて比較をしました。

結果、水道水と比べて電解アルカリ水の群では、100日長生きしました。
マウスの寿命が700~800日のことより換算すると、
寿命70~80年の人間が、10年長生きしたことに相当します。

また、遊離塩素濃度が水道水の10倍以上の水で実験したところ、
寿命が37日短くなりました。
人間に当てはめると3年8か月早死にしたことになります。

浄水器の性能によって除去できる物質とその量は異なります。
「アルカリイオン整水器」は、水道水をアルカリにするだけでなく、
浄水機能を付けた商品が主流です。

アルカリ水がいいかどうかは議論がありますが、
塩素だけでも取り除いた方がいいでしょう。

「たかが水、されど水」
できることなら、きれいな水で、健康で長生きしたいものです。

参考文献
松下和弘ら:「各種水処理器の性能評価 -浄水器, 浄・活水器, 活水器, 磁気活水器通過水のSODを利用した活性酸素スーパーオキサイドの消去活性と油脂分散性-」,体力・栄養・免疫学雑誌 14(1): 68-75, 2004

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