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【はなまめとアート】ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ

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ʕ・ω・)ノ
もう9月のお話なんですけど、
京都で
【ショーン・タンの世界展】に行ったんです。
10月に閉幕したのですが、
なんと、
12月には宮城県で行われるということが
決定したそうです。

すごく素敵だったことの記録を書いておきます。

(*´ω`*)
こちらのツイートを見て行きたくなったの。
初めて知ったお名前でした。

ʕ ・ω・ )
ちひろ美術館で開催されていた時に
行くことが出来なかったので
京都で見られてうれしかったです。

ʕ ・ω・ )
絵本作家で、
アニメーターで、
画家な方です。
展覧会の最後の部屋で、
ロストシングという大型絵本が元の
短編アニメーションが上映されていて
とてもひきこまれました。

( 'ω' )
展覧会内は撮影禁止で、
最後の一箇所だけOKでした。
その写真は後ほど!
原画とスケッチと合わせて
133点ほど展示されていました。
ここからは、
印象に残った原画のポストカードを
ご紹介します。
原画は

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(*´Д`*)
上⇧のものは、右回りに
『ロスト・シング』:記号を探して(1999)
『アライバル』:気球と町並み(2004-06)
『アライバル』:階段(2004-06)。

絵本の一場面をポストカードにしたもので、
色の出方も紙質もすごくお気に入り!

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ʕ ・ω・ )
こちらは↑
『遠い町から来た話』の
オリジナル版表紙:葬送(ウェイク)のイメージ
(2007)

です。

(´;ω;`)
お話を読んだことは無いのですけど、
なんだか見ているだけで泣けてくる原画でした。

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ʕ ・ω・ )
こちら↑は油彩の作品で
『内なる町から来た話』(邦訳仮題):
ムーンフィッシュ(2017)
です。

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ 
この絵がとっても美しかった!!
綺麗な光をたっぷり宿した絵で、
100cm×150cmと大きめの作品でした。
絵本の原画としての油彩作品は
規模が大きくなっていました。
油彩以外の絵本原画は、
40~50cm×30-60cmほどの大きさが
ほとんどなので、
油彩になってからの100cm超えの作品の前に立つと
緻密さや繊細さにダイナミックさがプラスされて
さらにぐっと心を掴まれる感じがしました!

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ʕ ・ω・ )
こちら↑は
『エリック』という絵本の挿絵で、
左が
『エリック』:エリックが到着します(2007)
右が
『エリック』:エリックの庭(2007)
です。
右の絵を見ていただけると分かる通り、
エリックは
落花生の殻や胡桃の殻を旅行鞄に出来るほど
小さな留学生です。

(´・ω・`)
この↑右側の絵。
これを見て涙が出たんです。
エリックが残していった
儚げで優しくあたたかい
小さな戸棚の中の庭。
この絵を見て、絵本を買おうと決めました!

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ʕ ・ω・ )
こちらがその絵本です。
ポストカードと同じ大きさの本は
外箱が付いていました。
エアメールのような装丁がとても素敵です。
誰かに贈りたくなるって
よしこちゃんが言ってました。
ぼくにとってもちょうどいい大きさです。

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(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
外箱のデザインは
よく見ると、
ericのiの点が
きれいなグリーンで表されていて、
遊んでいるみたいに
ちょっとズレている!
こういう「はしっこ」の遊びを
見つけるのも楽しいって
この絵本の訳者・岸本佐知子さんが
図録に書いていらっしゃいました。

ʕ ・ω・ )
そして、
先程
撮影OKの箇所が1箇所だけあると
書きましたが、
こちらの事です。
エリックが
京都に留学に来ているみたいです。
京都では
ティーカップの代わりに
抹茶用のお茶碗に入っているエリック
のドローイングが特別に展示されていて、
こちらでは撮影が出来ました。

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(*´Д`*)
茶杓もちゃんとあるのです。

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(・∀・)
京都で図録を買ったら、
この↑ドローウィングのポストカードが
付録でついてきました。

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ʕ ・ω・ )
A5の大きさのポストカードでしたね。

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(*´Д`*)
原画より少し青が濃い目の印刷でした。
「こんにちは京都」の彩られた文字がうれしい。
宮城でももしかしたらこんな付録が付くのかなぁ。。。
いらした方のレポートを見てみたい。
図録はB5版ほどの大きさです。


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ʕ ・ω・ )
美術館「えき」のまわりの装飾も
こんな風になっていて素敵でした。

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(´・ω・`)
この絵の↑
ロストシングのアニメーションは
静かでどこか切なくて
でも光のある終わり方で
とっても良かった。
この赤いおかしな生き物の
少しジブリっぽい動き方にも
終始ほっこりする印象がありました。
図録のインタビューを読んだら
日本の漫画にも宮崎監督作品のアニメーションにも
影響を受けたところがあると書いてあったので、
日本の人の心にも馴染みやすい作品が
多いんじゃないかなぁ。
宮城展でもいろんな人に見て欲しい!

【ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ】

京都展
会期:2019年9月21日(土)~10月14日(月・祝)
会場:美術館「えき」KYOTO
休館日:会期中無休
開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
※但し、百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
観覧料金:大人900円、高・大学生700円、小・中学生500円

宮城展
会期:2019年12月21日(土)~2020年2月11日(火・祝)
会場:石ノ森萬画館
休館日:2020年1月14日(火)、
1月21日(火)、1月28日(火)、2月4日(火)
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※但し、2019年12月31日は15:00で閉館
観覧料金:大人840円、中・高・大学生520円、小学生210円、未就学児無料
※常設展観覧料を含む

(´・ω・`)
はじめて知ったんだけど、
石ノ森マンガッタンって読むのね。



しろくまʕ ・ω・ )はなまめとわし(*´ω`*)ヨシコンヌがお伝えしたい「かわいい」「おいしい」「たのしい」「愛しい」「すごい」ものについて、書いています。読んでくださってありがとうございます!