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2024.1.1 わが家のお雑煮

2024年になりました。
新年あけましておめでとうございます!

のんびりとしたお正月のはずが、大変なことが続いています。
震災で、そして飛行機事故でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。
地震の余波はまだ続いていると思います。
どうか被害が最小限でありますように。
みなさまの安全を祈ります。

こんな時に普段のたわいない内容もどうかと思ったのですが・・・

直接被災していない人間にできることは、平常運転。
そして、経済を回す準備をする。

という言葉を目にしました。
なるほど、と思ったので通常どおりでいこうと思います。

元旦のお雑煮。
我が家はわたしの母の味をベースに、年々少しずつわが家の嗜好に合わせて
アップデートさせています。

ベースはかつおだし
白菜、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、たけのこを短冊切りに
長ねぎは小口切りに
他にはきのこも入れて

仕上げに柚子の皮を散らし、黒七味をかけていただきます。

母が作るお雑煮は鶏むね肉で、わたしも長年それに倣っていたのですが、
ここ数年は大晦日に鴨せいろを作るので
そのときよけておいた鴨肉をお雑煮にも入れるようになりました。
鴨肉のだしが出て、ハレの日の特別感がでます。

今年はさらに、鴨肉をフライパンでさっと焼いてから鍋に入れました。
さらにこくが出ておいしくなりましたよー

もちは今年はおかきで有名な播磨屋で丸餅をお取り寄せしてみました。
じっくりこんがり焼くつもりが、ちょっと目を離したすきに焦がしてしまった・・・(汗)
味はすごくよかったです。さすが播磨屋。
来年は普通の切り餅にしよう。


熱々のお雑煮。いただきます!

わが実家のお雑煮は、醤油味ベース。
上にあげた根菜・野菜類と鶏胸肉、あとは何故か(?)いくらが入りました。
いくらは仕上げに散らすのではなく、最後に入れて火を通すのでゴムのような不思議な食感に。
さらに餅は別に焼くのではなく、そのまま鍋に入れて煮込んでいました。
子どもの頃は火を通したいくらがあまり好きじゃない & 餅は香ばしく焼いた方が
おいしいのにな〜なんて、あまり好んで食べていませんでした。
(祖父母や父は大好きでびっくりするくらいたくさん餅を食べていましたが)

今思うと大家族だったのでいちいち餅を焼くのが大変だったのかもしれません。

今はもう母も父も祖父母もいなくなり。
お雑煮も年末年始のご馳走も実家の味はすべて幻になりました。

でも自分でお雑煮を作るたびに、母が作ってくれたお雑煮や
大晦日のごちそう、祖父が大きな桶いっぱいに作るフルーツポンチを
思い出すのでした。

思い出に寄り添ってもらいながら、自分の家族のために今年もまた台所に立ちます。

今年もどうぞよろしくお願いします。





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