YELLOW YELLOW ayamihappy。

2016年2月5日、赤坂BLITZでアフィリア・サーガのアヤミさんの卒業ライブが開催されました。自分が初めてアフィリア・サーガのイベントに参加してから5年近く見てきたメンバーの卒業なので、自分としてもすごく寂しい気持ちを抱えて向かいました。

1曲目からエシカル~ありがとうを伝えたい~という珍しい選曲が出来るのも卒業ライブならでは。アヤミさんが初めてセンターで歌えた曲ということで思い入れもあり、タイトルのとおり感謝を伝える歌なので、1曲目から目頭が熱くなった。

禁断無敵のだーりんはメドレーに入ってるのかと思いきや2曲目で登場し、おそらく最後になるアヤミさんの2列目ジャンプで一緒に跳ぶ。『全ての言葉、ふぁぼりたいな!』という歌詞は、エゴサとふぁぼを毎日続けていたアヤミさんを象徴しているところもあると思う。

女神さまのポイントカードはアイドルのサーガというだけじゃなく、店舗でお手伝いするキャストとしてのアフィリアの子たちに刺さる、支えになる曲なんじゃないかなって思っていて、店舗を大事にしているアヤミさんから店舗のキャストさんへのエールみたいにも感じた。

ライブ前より告知されていた恋愛こじらせメドレーにハツコイ///ストライプ入れててくれないかなーと期待していたので、ワンコーラスだけでも入っていてくれてて嬉しかった。ルイズさんの卒業ライブでもやらなそうな気がするので、ルイズさんにとっても、もしかしたらこの先も披露する機会なさそうなのでユカフィンさんにとっても最後だったかもしれない。

恋をゲームにしないで!から、アヤミさんのデビュー曲であるワタシ☆LOVEな☆オトメ!をメドレーに入れてたのは勿体ない気もしたけど、メドレーの中では一番まとも?な恋心を歌っているこの曲から、倍速恋愛時計、Triangle Waveと進んでいくのが実にアヤミさんっぽい感情の爆発を感じました。

Triangle Waveは卒業ライブで必ず歌われてきている歌で、ロゼさん・ミィナさんは二人で、シュクレさんはソロで歌うのをメンバーがサポートして、レイミーさんはプロデュースでメンバーをパート分けして歌わせて、と、卒業メンバー毎に表情を変える楽曲だったけど、アヤミさんは自分が組み立てた恋愛ストーリーメドレーの中で歌うという、また新たな可能性を提示したのが今後のアフィリア・サーガのライブにも活きるんじゃないかと。

転校ガールが入っていたのも意外というか、いちおう歌詞としては恋の要素が入っているけれど、どちらかと言えば友情とか、同性間での感情の歌なのではって思って自分は聴いていたので。だからメドレーの最後が転校ガールって、え?これ同性間でのラブストーリーだったの?という、まさかのBL?百合なの?という最大級のこじらせとオチを感じてちょっと面白かった…。

アヤミさんの飛行実習のソロは今回のライブでの限定発売CDということもあり、アレンジとかは聴いたことのない状態で、ライブで初めて聴いて、初めて聴くのがライブでよかったとしみじみ。アヤミさんの歌うときには低くなる歌声で歌い上げられる飛行実習は、バラードバージョンなのに、より高く羽ばたけそうな力強さを感じました。MCでもあったとおり、後ろに映っていた羽の映像とアヤミさんとのリンクは天使のようで美しかった。

ネプテューヌ☆サガしてとLa*La*Laラボリューションは、夢がホントになる…!の飛行実習からの続きで、アフィリア・サーガの夢が叶ったアニサマ出演とアニメソングの2つの曲が歌われたというのが泣かせる。アヤミさんがアフィリア・サーガで体験してきた奇跡の2つ。この頃まだアヤミさんを知らなかった人にも一緒に追体験させるような、思い出を楽しく語って聞かせてるみたいな楽しそうなパフォーマンスだった。

恋のWizard百年戦争にもアヤミさんが一人で踊ってる見せ場があるので、これも最後かぁ…と思いながら見るのがちょっと寂しかったり。アツい盛り上げ曲であるはずの恋のWizard百年戦争で寂しくなるというのが、この曲でのアヤミさんのパフォーマンスがそれだけ印象的だったってことだと思う。

約束のあの空の果てへ、Embrace Blade、JumpingとアヤミさんのラストシングルとなったEmbrace Bladeに収録された3曲を全部披露できたのもよかったなと。ルイズさんの卒業ライブまでにルイズさんは卒業シングルの楽曲が全部歌えるのか怪しいところがある(歌われても、卒業ライブでそんな思い入れの少ない曲たちを歌われても…と思ってしまうし)ので、アヤミさんは3曲それぞれに想いを、思い出を込めて歌えたのがとても良かったのではないかと。

ルイズさんの卒業シングルであるいつか見た虹のその下でを意識した、虹というフレーズを使った曲振りも、本当は新メンバーの参加する予定はなかったけどこの15人で、メンバー全員揃ってなきゃダメだと、いまメンバー全員で披露できるJumpingを歌ったり、アヤミさんのアフィリア・サーガ愛を感じられる流れもよかった。

アヤミさんの口ぐせである爆発!をそのまま形にしたかのようなSpark In My Heart~世界が終わるとしても~でスパークし、アヤミさんの思い入れが特に深い、ヴィーナスと蒼き七つの海で終わる、本当に最初から最後までアヤミさんらしさとアヤミさんカラー全開のセットリストだった。エシカルのありがとうを伝えたい~から始まって、最後のヴィーナスと蒼き七つの海の『愛という名の魔法をありがとう』で、『ありがとう』を伝えて終わった物語。

サプライズでみんなで歌った飛行実習も、桃井さんからの曲振りでの飛行実習も、一回のライブで三回も飛行実習を聴くことになるとは思わなかったし、『あなたに、あなたに、会えてよかった…』と繰り返したのが言葉以上のアヤミさんからのメッセージって感じで。この『あなた』っていうのが、センパイたちのことだけじゃなく、家族やメンバーやスタッフさん、今までアヤミさんがアイドル活動やってきて出会ってきた人たち、みんなに対する感謝の気持ちって感じがしたんだなー。

すごく、いい、ライブだった。

最後に新メンバーを含む一人一人のメンバー全員に手紙を渡していくアヤミさんが、新メンバーたちをアフィリア・サーガに迎え入れて、『アフィリア・サーガのメンバー』にした感じがしました。

アヤミさんの加入前からいた先輩メンバーと、後輩メンバー、特に新メンバーは12月に加入したばかりで今回のライブにもほとんど参加できず、どんなに取り繕っても距離感の違いは絶対にあるし、思い出の量も違う。その差を、全部包み込んで、全員に平等な愛情を表現したのがアヤミさんのすごさだったなと。

卒業ライブだから、その卒業するメンバーが一番愛されて、一番魅力的に見えて、改めて素敵な子だな、大好きだなって思えてナンボだし、実際そういうライブで本当にアヤミさんって素晴らしいアイドルだなって感動したけど、

それだけじゃなくて。それで終わりじゃなくて。

他のメンバー、特にオーディション組以降のメンバーたちのことを、魅力的に、この子たちもいい子たちなんだよなって感じさせて、アフィリア・サーガってなんて最高なアイドルグループなんだろうって思わせたのが、アヤミさんのすごいところだったと思ったんです。

アヤミさんの卒業後も同じように応援するってことは出来なくて当然でも、それでも。アヤミさん以外にもこんなに素敵なメンバーたちが、アヤミさんの愛したメンバーたちがいるじゃないかと。

推す、だけが応援するってことじゃなくて、大切に想い続けるっていうことも、応援だと思うから。

アヤミさんがアフィリアのこと、アフィリア・サーガのこと、メンバーのことを大切に想っているから出来たことだし、新メンバーが加入したばかりのアヤミさんの卒業ライブのこのタイミングでしか出来えなかったことだなぁと。

アヤミさんが、今、アフィリア・サーガのメンバーでいてくれて、本当によかった。ルイズさんの卒業前のタイミングで、『アフィリア・サーガ』のこと、『アフィリア』のことをこんなにも、もっと好きになるだなんて思わなかった。

出会えてよかった。出会ったことへの後悔なんてひとつもない。あるわけない。感謝しかないです。会えなくなった寂しさすらも宝物。

アヤミ・チェルシー・スノウさんは素晴らしいアイドルでした!。ありがとうございました。爆発!。

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