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カナダのオタワに6年住んでいたことがあります。

初めて首都オタワのダウンタウンを見たとき
イギリス風の国会議事堂があり
リドリバーという運河が街の真ん中を流れていて
夏は船が通り水門を手動で開ける
運河沿いにはオタワ大学があり
本当に優雅な美しい街だと思いました🇨🇦

冬は気温−20℃運河が凍ってしまうくらい
すごく寒いけれど
大学生は靴を肩に掛け
運河沿いでスケート靴に履き替え
滑って大学へ行く⛸

オタワに住み始めてすぐの夏
ダウンタウンにあるバイワードマーケットへ
色とりどり新鮮な果物やお野菜
お花のハンギングバスケット
お手製ジャムやメープルシロップまで
お土産などのお店まで出ている
可愛いマーケットだった🍯

お店を一軒一軒見て回っていると
道に座っている人がいて
前を通る人に施しを頼む
英語とフランス語を話す
バイリンガルホームレスだった

カナダは英語とフランス語が公用語
特に首都オタワのダウンタウンでは
ふつうに2つの言語が聞こえる
働くにはフランス語も話せることが必須
英語も必死だった自分は
上手に2つの公用語を使いこなす人を見て
驚きと共に憧れだった

でもその人を見たときは
完璧なバイリンガルなのに
なぜホームレスなのか?
すごくショックだった

移住目的でカナダへ行ったので
仕事をしたいと思って英語とフランス語を
勉強していたけれど
バイリンガルになることではなく
まずは英語で何ができるかを考えないといけない
自分も子どもたちの方向性も
考え直したきっかけでした

日本でも、もうバイリンガルだからと
好きな仕事につくことは難しい
英語はツール
仕事は専門知識

この2つがあっても
今は厳しい時代

これから伸びる業種となくなる業種
これらを見極めて専門的な知識を学ぶこと
より考えるようになりました!


今日の写真
冬のカナダ・オタワ 国会議事堂





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