会話が弾まなくてと悩み苦しんでいる方に『「うまく言葉にできないがなくなる」言語化大全』のおすすめ

私は4年前に双極性障害で入院した。
退院したあともしばらくは気持ちが沈んでいたためか
話がうまく出てこなかった。
娘も統合失調症で入院していて週に一度ほど面会に行っていたのですが、
話題がなく話が弾むという感覚がありません。
何か話さなくてはと思うのですが何も絞り出せません。
会っても会話が続かないので娘に「もういいよ。帰っても。」と
よく言われていた。
今、思えば話の糸口ぐらいメモしておけばよかった。

3年前、娘は自殺した。
私の話がつまらなかったことも娘の自殺につながってしまったのか。
もっといろんな話をしたかったのになんで死なせてしまったのか?
会話の糸口を見つけ娘と話せていたら
こんな結果にはならなかったのではないのか?
私は悩んだ。

この本に出会い一層その気持ちが強くなった。
この本の24ページには
「言語化力が高まればコミュニケーション時の齟齬がなくなり、
良好な人間関係が構築されます。」とある。
もっと、語彙力に優れて、具体化力や、伝達力を磨いていたら
話も正確に伝わり、
家族の関係も良くなっていたのかもしれない。
言語化力を高めれば、自分が話したいことそのままを、
相手に正しく理解してもらえる。
語彙力を磨くには読書をしたり、人と会ったり、
いろんな体験をすることで得られるし、
その獲得した語彙をアウトプットすることで、使えるようになる。
使用語彙がとても大事だ。

具体化力を磨くにはたとえば「なぜ」から「そのわけは」などと
具体的に書いたり話していく。

伝達力を磨くには相手にどうやったら届くかなと、
届く文章を書いたり、会話にしていったりすることが大切。

この本を何度も読み直して言語化力を高めていきたいです。

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